純銅には抗菌作用がありますが、一度できた菌のかたまりを瞬時に抹殺するほどの力はありませんから、まずはしっかり洗います。
外して洗える部分を洗浄、消毒しておきました。
古いタイプの冷蔵庫なので製氷皿は取り外せません。
水がたまる受け皿があるんですが、この部品が汚れやすいんです。
浄水目的の製品ではありませんが「純銅」であれば抗菌効果をえられるということなので、以前から買ってあった「純銅たわし(未使用新品を煮沸消毒)」を使いました。銅板や銅線より表面積があるのでその分の効果を期待して(^^)(浄水力は銅の表面積に比例しますので)
このたわし、浄水や抗菌にいいと一部に評判があり、ウォーターボトルに入れて使う人も。
冷蔵庫は購入して20年たっているので、手のとどかない内部に汚れがあるのか、外して洗える部分をいくら洗浄、消毒しても1〜2週間で汚れが発生していたので「純銅」がどれだけ働いてくれるのか楽しみです。
初夏から真夏に向けた時期だったので給水タンクは1〜2日おきに空になるペースで氷を使っていました。
まずは1週間おきに受け皿の汚れを確認しました。
1週間後、ぬめりも汚れもなくきれいなままでした。
2週間後、3週間後もきれいなまま。一ヶ月たってもきれいなまま、汚れやカビは発生していませんでした。
気を良くしてもう1ヶ月放置してみました。
掃除なしのまま合計で2ヶ月たった状態を確認。
さわってもヌメリもないしカビも発生していませんでした。
夏なので氷が出来る回数が多かったこともあるかもしれませんが、純銅が汚れの発生を抑えてくれているのは間違いないようです。
その翌週になってやっとうっすらと汚れが出てきたので、放置は最長2ヶ月が限界のようですね。
今回は実験のためにお掃除なしで2ヶ月放置しましたが、その後はしっかり週ごとの掃除をしています。
以前のように汚れていないので(赤カビやぬめりに出会うことがなくなったので)週ごとの掃除が苦じゃなくなりました。
掃除も簡単に済んでいます。
これを機に、今度製氷機内部もお掃除しようと思います。(クエン酸水でお掃除できる方法があるそうです)
純銅をタンクに入れてからというもの、氷が美味しくなったように思います。
以前は氷を食べると喉がいがらっぽくなるような濁りを感じましたが、今はありません。
一番身近にある銅で思いつくのは「10円硬貨」ですが、これは純銅ではないので使わないでね。
今回は実験的に身近にある純銅製品を使いましたが、純銅板や純銅線でもいいと思います。
茹野菜の色や漬物の色を良くするものとして、野菜の形をした純銅板も売っています
専用の浄水製品ならなお安心だと思います。(カッパー君、カブロン、など)
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