クッキングや野菜づくり…親子で楽しみながら『食育』を

クッキングや野菜づくり…親子で楽しみながら『食育』を
投稿日: 2017年6月15日 更新日: 2017年6月15日
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離乳食が終わりこれでなんでも食べられる!と喜んだのもつかの間、食が細い、好き嫌いが多いなど、「食」に関する悩みは尽きません。親子で食べることを楽しめたら最高です。そんな工夫をお伝えします。
そもそも、よく耳にする食育とは具体的にどのようなものなのでしょうか。農林水産省の食育基本法の中に、「子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何より も『食』が重要である」という一文があります。すべての人に食は重要ですが、人としての基盤を作るために幼少期の「食」は何よりも大切です。「食」を大切にすることで、健全な心と身体を培い豊かな人間性を育てることができるのですね。
「食」を通して健やかに成長してほしいと思っていても、思うように食べてもらえないことで悩んでしまう親もたくさんいます。食が細い子、好きなものしか食べない子、食わず嫌いな子、お菓子を優先してごはんを食べない子など、悩みについても千差万別。ですが、子どもは少し目線を変えてあげると楽しく食べることもあります。その工夫ポイントは3つ。

家族でエンジョイ野菜育て

料理の中に入っている野菜は、どんな形をしていてどんな風に育っているのか? 子どもは考えたこともないでしょう。今では、庭や畑がなくてもマンションのベランダでも育てられるプランターなどがホームセンターですぐに手に入ります。トマトやきゅうり、なすなど育てやすい野菜もたくさんあります。野菜を種や苗から育てることで、野菜に対する愛着や観察したいというワクワクが生まれたらしめたもの! 「○○ちゃんが育てた野菜は特別美味しいね!」と、楽しく食事ができますね。

親子で楽しくクッキング

子どもの成長に合わせて、初めは小さな一歩のお手伝いから始めてみませんか? 冷蔵庫から何かを出してもらったり、あらかじめ計った調味料を入れてもらったり、少し大きくなってきたら皮をむいておいた野菜を切ってもらうなど、料理の工程の一つにでも携わっていると、出来上がりの料理がとても嬉しく感じます。「手伝ってくれてありがとう」や「一緒に作ると本当に美味しいね」など、たくさん褒めてもらうことで自信をつけることもできて一石二鳥です。年長さんくらいになったら、子ども用の包丁をプレゼントしてもいいですね。小学生になる頃には立派なアシスタントに成長しているかもしれません。

いつもと違う場所で食べてみる?

いつも食事をするダイニングテーブルではなく、少しだけ趣向を変えて食べてみるのもいいですね。雨の日だったらリビングにレジャーシートを敷いてごはんをお弁当箱に詰めて食べたり、晴れていたら公園やお庭で食べてみるなど、ちょっとの環境の変化で食べることがイベントになり、とても楽しく食べられるかもしれません。また、お友達を呼んで一緒に食べるのもとてもいい効果。食べるのは楽しいということを体験できます。
いかがでしたか?
大人にとっては少し面倒なひと手間かもしれませんが、子どもにとっては食の感動を味わえる大きな経験になるかもしれません。昨今、食事を取らないことによる学力の低下や、栄養の偏りによるイライラから かんしゃくを起こしやすい子どもが増えていると言われています。我が子に豊かな人生を歩く基盤として、食育を始めてみてくださいね。


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