ひとり、またひとりと増えると、違いが生まれます。
顔、体格、好きな食べ物、暑がり、寒がりなど……
すると、自分と相手との境界が発生します。
自分と相手。
相手はこんな人、自分はこんな人と言った具合に。
この境界があいまいになってくると、依存が発生します。
親離れ、子離れできない親子。
会社等のグループ、集団への依存。
子供のため、と言いながら自分の見栄、
恥と言った満足感の上下によって、
おしゃれ、進学、ときには就職、結婚まで支配したり……
仕事とプライベートの境界がなくなる。
休日出勤したり、徹夜をしても代休は取らない。
家族の重大イベントでも、連絡があると仕事に飛んでいってしまう。
1人でいることができない。
仲間の様子が気になって、または、外されないためにスマホから離れられない。
…
……
相手の境界に入り込んだり、入り込まれたりする。
融合する、融合される。
そうなるとそこは、プレッシャー、逃れられない息苦しさがあります。
まず、「自分と相手の間に境界線があるということ」を意識してみることが大事です。
なんだか圧倒される、強要されているような気がする。
そんなときは、自分と相手は別の人、
自分と組織は一緒ではなく、協同関係。
そうして区切ってみると、ホッと息がつけるでしょう。
すると、新しい選択や気づくことがあります。
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