もち米だとわざわざ買わないといけませんが、片栗粉であれば必ずといっていいほど家庭にありますよね♪ この材料なら確かにすぐ作れそう!
ちなみに、今回はあんこバージョンときなこバージョンの2種類を作ってみます。
作る前に1つ疑問が……。「おはぎ」以外によく「ぼたもち」って耳にしますが、指しているものは同じもののように思いますよね。じゃあ、なぜ呼び方が異なるのでしょうか?
調べてみると諸説あるようですが、春のお彼岸に食べるものを、春に咲く“牡丹(ぼたん)”にちなんで「ぼたもち」、秋のお彼岸に食べるものを、”萩の花”にちなんで「おはぎ」と呼ぶことが多いみたいですよ。これは勉強になりましたね~。
なお、今回は統一して「おはぎ」と呼ぶことにします!
1、耐熱ボウルにご飯、片栗粉、水を入れてよく混ぜます。これを600Wの電子レンジで約1分半加熱します。
材料を混ぜている時から粘ってきましたが、加熱したらもっと粘り気が出てきました。
2、まずはあんこバージョンを作ります。
広げたラップの上にあんこをのせて平らに広げます。そして、1の1/4量のご飯を手に取って丸め、あんこの上にのせます。
あまりご飯が多いと包んだ時にあんこからはみ出してしまうので、ご飯の量は調節して下さい。
3、あんこでご飯を包み込むようにラップの端を閉じ、丸くなるように形を整えます。
ラップの上から手で包み込むように丸めると、キレイな形になりますよ。
あんこバージョンは完成です☆
4、続いてきなこバージョン。
ラップの上に1の1/4量のご飯をのせて平らに広げ、その上に丸めたあんこをのせます。
こちらも丸めた時にご飯からはみ出さないように、あんこの量は調節して下さい。
5、最後に3と同じように丸く包み、きなこと砂糖(お好みで)を混ぜたところに入れ、まんべんなくまぶせば完成です。
甘いのが好きなら砂糖を多めに混ぜ、甘くないのがよければ砂糖なしでもOK。
もち米ではなく、片栗粉を混ぜて作った「おはぎ」が出来上がりました!
どうですか、見た目は全くもち米で作ったおはぎと変わりませんよね! とっても美味しそうなおはぎです。
まずあんこの方を食べてみると、もち米の時よりも若干ご飯の粒が残っている感じはしますが、もちもち食感はしっかり再現され、あんことの相性はバッチリです。むしろ、少し残っているご飯の粒の食感がまた美味しい♪
そして、きなこの方も、きなこの香ばしい香りややさしい甘さに癒やされる美味しさでした。
おはぎというと、昔はおばあちゃんが作ってくれたりして、お彼岸の際にはよく食べていましたが、今はなかなか自分で作る人も少なくなっていますよね。食べる機会も減ったなあ、なんて人も多いのではないでしょうか。
でも、これならわざわざ蒸す必要なくレンチンで作れてしまうのでとっても簡単。
お彼岸におはぎを食べるのは、邪気を払うための習慣なんだとか。これからも昔からの風習にならって、この「片栗粉で作るおはぎ」を食べて、健康に過ごせることを願っていきたいですね。
ご飯に片栗粉・水を入れて混ぜる際は、しっかり混ぜることで粒がだんだんなくなってきます。おはぎの粒が気になる方はよく混ぜて作ってみて下さい。
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