一般的に集中できる時間というのは、最大で90分と言われています。
その90分にも波があると言われていて、15分周期で飽きてくると言われています。
脳が最も集中できる時間は15分ということになりますね。
テレビのCMが15分ごとに入るのも、このリズムを考えてのことだと思われます。
15分の波で一旦途切れた集中力の頃にCMで入ってきた情報は頭に残りやすく、
CMを流すには最適な時間配分といえるでしょう。
短いCMがいつまでも頭に残ってしまうのは、集中力が欠けた一瞬のスキに入り込んだ情報だからなんです。
子供のころは、一つのことに集中することが難しいため、15分教えたら、
例え話をして想像する時間を15分、
感じたことを考える時間を15分、
など、15分区切りに授業を構成すると、子供たちの学習能力は向上すると言われています。
15分で飽きが来ても、次の波に乗れるように、小学生のうちに習慣を作っていくと、
中学生、高校生になるころには、45分くらいは集中して授業を受けれるようになってきます。
大学では90分が一講義の時間になって、自分たちのペースで講義を聞くようになっていくわけです。
90分この講義を聞かなきゃいけないのは辛いな。
勉強しなきゃいけないのは分かってるんだけど、集中できない。
仕事が溜まりすぎて、何から手を付けていいかわからない。
嫌だと思うこととは、できれば向かい合いたくないと思ってしまうものです。
そんなときは、ひとまず15分だけ、やってみよう!
と意志を持ってやってみてください。
15分集中して講義内容に興味を持ってみよう!
15分集中して教科書を読んでみよう!
15分集中して仕事の段取りをしてみよう!
前向きな気持ちで始めの15分に集中することで、
次の波も前向きな気持ちで捕まえやすくなっていくものなんです。
15分のお昼寝は、2~3時間の睡眠に匹敵するといわれています。
逆に15分以上眠ってしまうと眠りが深くなってしまい、起きるのが辛くなるとも言われています。
お昼休みなど15分目をつむって頭と体を休めるようにすれば、午後からの勉強や仕事も集中して続けていけると思いますよ。
集中するにも、休むにも、
15分というリズムで考えるようにしていくと、前向きに物事に取り組んでいけるようになると思います。
何か趣味を始めたいけど時間が無い。
資格を取りたいけど時間が無い。
英会話をはじめたいけど時間が無い。
運動したいけど時間が無い。
15分なら、1日のうちに何個か作れるはずです。
朝起きてから15分。
出かける前の15分。
帰宅してからの15分。
お風呂に入る前の15分。
夕食後の15分など、
15分だけ集中してやってみることを繰り返していけば、
意外とたくさんのことが出来ることに気付くと思います。
15分という時間を有効に使って、時間を感じる意識を変えていきましょう。
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