環境が変われば、身近で関係する人たちが変わります。
任される役割も変わるでしょう。
出勤や買い物、気分転換に出かける場所も変わるし、そのルートや方法も変わるでしょう。
必要な能力やルールも、いままでと違うことでしょう……
方言や言語の違いさえあるかもしれません。
きっと細かく上げれば、ほかにもたくさんの変化があるでしょう。
当然ですが別れや疎遠になる人、場所もあるし、
新しく出会う人やお気に入りになる場所もできることでしょう。
いずれにしても、人は環境が変わると「いままで通り」ではいられません。
成長や適応が必要になるかもしれないし、ガラッと変わって負担が減ったり、快適になることもあるでしょう。
そこには習慣的日常はなく、イチから新しくやり直していきます。
こういった経験はあなたにも、忘れてしまっているかもしれませんけれども、必ずあるはずです。
転校や転勤などの引っ越し、進学や進級、高校や大学、就職に転職、退学や定年、
部活やサークル、趣味をはじめる( 辞める )、習慣的な運動をはじめる( やめる )、
結婚や出産などの家族構成の変化……
こんなことがあったとき、そこには何らかの変化がありますよね。
ほかにもこんなこともあるでしょう。
恋人ができたら、彼( 彼女 )優先になった。
禁酒をしたら、バーや居酒屋には通わなくなるでしょう。
入院したら、しばらくは病院の中だけで過ごさなければならないし、意識は病気に集中します。
具体的な例は、みなさんもたくさん持っているのではないでしょうか?
環境が変わると『日常が大きく変化する』ということは、間違いのないことです。
そうだとするとスポーツ選手や成功者のインタビューにならって、
環境を変えるということを私たちも意識的に利用することもできるはずです。
もしもあなたが変えたい「いま」を抱えているとするならば、
あえて環境を変えてしまうということも、逆説的ですが選択肢の1つではないかと思うのです。
レギュラーから外された選手が、移籍するということはよくあることです。
いまの環境では自分の理想が実現できないとして、独立した社長さんはたくさんいることでしょう。
高校デビューや大学デビューなども、自分の可能性を広げた、やりたいことをした、と言えるでしょう。
( 揶揄されることもありますが、まわりから見て「○○はこういう人」という昔の範囲を抜け出した、ということでもあるはずです )
もちろんこうしたことは簡単に思い切れる事ではなく、迷うこともあるでしょう。
ですがそうして「どうなったらいいのか?」ということを考えるということは、
ほかの誰のためでもない、自分だけのための大事な迷いだと思います。
「いきづまっている」ように感じるならば、とどまることも1つですが、
環境を変えることも、変えていくための方法の1つではないでしょうか?
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