猫はマーキングをする時やフェロモンを発するとき、恐怖や極度に緊張したときなどに肛門線から匂いを分泌します。
この肛門線からの匂いを嗅いだことのある人はわかるかもしれませんが、何とも言えない臭いがします。
多分服についたら着替えなくてはいけないでしょう。
本当に稀ですが、精神的に飼い主さんに依存し、甘えている猫は飼い主さんが誰かに取られてしまわないように肛門線から匂いを発して『自分のものだ!』と主張することがあるのだそう。
それだけ愛されいるのは嬉しく感じるかもしれませんが、肛門線から匂いを発して主張するほど飼い主さんへの依存が強いのは猫にとってもよくありません。
ちょっとしたことで猫に強いストレスがかかる可能性も高まります。
少し辛いかもしれませんが猫のために少し自立させ、飼い主さんへの依存心を少し和らげる努力をしましょう。
猫の口が臭いと体も臭くなるの?と疑問に思うかもしれません。
しかし、猫は自分の唾液を体に塗るグルーミングが盛んな動物です。
そのため、口が臭いままグルーミングすると当然臭い唾液が体につき、その臭いが体にも移ってしまうのです。
口内炎や歯周病、腸炎など口内や内臓のトラブルが原因で猫の口は臭くなります。
一度獣医に診察してもらい、口臭の原因を探りましょう。
口臭がなくなれば、体の臭いもなくなりますよ♪
あまり知られていませんが、猫が臭くなる病気もあるんです。
『脂漏症』と呼ばれる病気で、めったに猫が発症することはないとは言われています。
猫の皮膚が油っぽくなるか、乾いてカサカサになってしまうか、症状は両極端ですがどちらも猫から今まで嗅いだことがない臭いがすると言われています。
猫が臭く、猫の皮膚がいつもよりもベタベタと油っぽく、白いフケやかさぶたができていたら脂漏症の可能性が高いです。
治療法は症状により異なるため、一度動物病院を受診しましょう。
犬が臭線をたまに絞ることをご存じのかたは多いのではないでしょうか。
臭線が詰まると悪臭がするため、定期的にしぼらなくてはいけないんです。
臭線が詰まると悪臭がするのは犬に限ったことではありません。猫だって肛門線を始め、顎のしたなどにある臭線が何らかの原因で詰まってしまうと悪臭を発します。
上記しましたが飼い主さんへの依存からわざと肛門線から匂いをだすこともある、とお話しましたが同じような臭いがします。
ただ、詰まって溜まり、漏れだしている臭いなのでかなり臭いです。
肛門線以外の臭線がつまっている可能性もあり、臭線絞りはコツもいるため、一度動物病院へと足を運んだ方がよいでしょう。
いかがでしたか?
色々な原因があるにしても、猫が急にくさくなったのであれば一度掛かり付けの動物病院を受診した方がいいのかもしれませんね。
その方が早く臭いの改善ができそうです。
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