相手を批判するキーワード 3つのD

相手を批判するキーワード 3つのD
投稿日: 2017年3月1日 更新日: 2017年3月6日
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オンラインカウンセリング/コーチングサービスのボトルボイスです。 こ...
誰かとお話しをするときに、相手と上手に意見交換をする秘訣は、
相手を批判しないことだと思いませんか?

争うつもりなんかなかったのに、話しをしているうちに口論になってしまい、
「あなたとは価値観が違うようだ!」とか
「あなたの考えには付いていけない!」

など、完全に否定されてしまい、決別してしまって、
冷静になって見たら、なんで、あんなに口論になってしまったんだろう?
と不思議になったことがある。

という方、意外と多いんじゃないでしょうか?

知らずと相手を批判してしまう時に言ってしまう言葉の代表の3つに、
「でも」・「だけど」・「だって」というものがあります。

3つのDを置き換えて考えてみましょう

3つのDを置き換えて考えてみましょう

思い出せる口論があれば、その中で、どれくらい、この3つの言葉を発してしまったか?

また、相手が、どれくらい、この3つの言葉を発してきたかを考えてみてください。

考えてみて、この3つの言葉を、
「なるほど」・「そうでしたか」・「よく、わかります」

など、共感できる言葉に変えてイメージし直してみたら、どんな話し合いになっていたかも、

イメージしてみてください。

すべての主導権を相手に委ねる必要は無い

すべての主導権を相手に委ねる必要は無い

言葉の上で、合意してしまうと、それで相手に主導権が渡ってしまうと、勘違いしている人がいますが、これは大いなる間違いです。

話してくれたことに敬意の気持ちで一度、同意して相手の心情を察してみる。

その上で、それに準じたほうが、お互いに良い方向に進むのか?

それとも相手が自分を支配する関係になるのかを考えてみて、

お互いに良い方向に進むようなことなら、
更に具体的なことを、興味を持って聴くようにすればいいと思いますし、

相手が自分を支配する関係になるような提案であれば、
「なんで、そういう考えになったのか?」説明を聞いてみたいですよね。

また、自分が相手を支配しようとしているならば、お互いに良くなる提案なのかを、
自分自身が考え直すことも大事ですよ。

3つのDを言わないだけで敵対は避けられる。

3つのDを言わないだけで敵対は避けられる。

例えば、取引先から呼び出されて、無茶な要求をされることが分かっていながら、往訪しなければならない時もありますよね。

上司からも「くれぐても感情的にならないように!」と指示を受けているし、

できるだけ波風立てずに、先方の要求にお答えできないことを説明しなければならない。

これ、考えただけで、かなりのストレスですから、いつのまにか戦闘モードになってしまうことって、とっても多いんです。

思考そのものを変えるのは、感情のコントロールが出来なければ難しいですが、

相手を批判する
「でも」・「だけど」・「だって」
は言わないようにしよう!と

心がけることであれば、そんなに難しくないと思います。

この3つのDが出そうになってしまったときは、相手を批判してしまうと思って、

「なるほど」・「そうでしたか」・「よく、わかります」などの言葉に切り替えて、

相手にひとまず歩み寄るようにしてみてください。

自分の意見を聞いてくれた。というだけで、敵視からは外れていくようになります。

相手が言おうとしていることを、聴くようにしていくことで、
相手の中にあった心のわだかまりも和らいで、相手の方から歩み寄ってくれることも少なくはありません。

3つのDに気を付けて、和解とお互いに良くなる話し合いを心がけていきたいですね。


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