大抵、動物病院では夜中や休診日などに『緊急事態』が起きた際の連絡先がもうけられています。
それが、先生のご自宅の場合もあれば動物の救急病院の場合もあるでしょう。
指定の連絡先がどこにも掲示されていない場合でも受け付けなどで聞けば、ほとんど動物病院で夜間や休診日に猫を診てくれる場所を紹介してくれます。
救急病院のお世話にならずに過ごせるのが一番いいですが、万が一のために緊急連絡先だけはしっかりと聞き、把握しておきましょう。
また、かかりつけの動物病院の電話番号と一緒に緊急連絡先の電話番号もスマホや携帯の連絡先に登録しておくと慌てずにすみ、便利ですよ。
急に猫が痙攣を起こした!急に猫が嘔吐と下痢を繰り返し始めた!
など明らかに体調の悪そうな猫を目の前にすると焦ってしまいますよね。
どうしよう!とあわててパニックになってしまうことだってあるでしょう。
しかし、そんなときこそ飼い主さんはしっかりとしなくてはいけません。
病院で『いつどんな症状が出たか』『何時ごろに何分くらい痙攣を起こしたか』など正確な情報を伝えなければ病院での診察や判断が遅れてしまいます。
私も猫の痙攣を目の前で見ているので本当に焦る気持ち、慌てる気持ち、パニックになる気持ちもわかりますが、猫の命を守るには冷静な判断が絶対に必要です。
慌てずに速やかに『何があったか』正確な情報を把握しましょう。
緊急事態が起きたときにすぐに猫をつれて出ることができるようにキャリーの用意は常にしておきたいもの。
調不良の猫はキャリーの中で失禁や脱糞などをしてしまう場合もあるため、キャリーには一枚ペットシートを敷いておくようにしましょう。
あと、忘れてしまいがちなのですがとっても大切な『お金』も準備しておいてください。
先日実は猫が救急外来にかかったのですが、診察+検査、レントゲンの費用で6万円かかりました。
猫の命がそれくらいの金額で助かるのであれば安いもの!なのですが、お財布には常にそんな金額はいれていません。
最近はATMで夜中でもお金を下ろすこともできますが、銀行によっては夜間はコンビニATMが使えない所も…。救急病院のそばにコンビニやATMがないことだって十分に考えられます。
経験してわかりましたが、不安で心配な最中にお金がない!ATMがない!下ろせない!となると本当に焦ります。
そうならないためにも本当に何があった時のために、病院にかかれるくらいの金額は手元においておきましょう。
いかがでしたか?
普段から猫のことを気にして、万が一のことがあることをわかっていても、猫の急な体調不良を見てしまうとどうしてもパニックになってしまいます。
けれどそんな時に今まで『急な事態』を想定して用意していたこと、『急な事態』のことを考えて心の準備をしていたこと、が役に立つはずです。
しっかりと考えて、きちんと準備をしておきましょう。
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