多肉植物の根を出させる時には苗の切り口を乾かすのが基本ですが、多肉植物でありながらその逆、水に浸けるとよく発根する品種も中にはあります。グリーンネックレス、ピーチネックレス、ルビーネックレ他、ハートかずらなども水挿しでよく殖えてくれます。多肉植物として扱われないものでもヘデラやプミラ・・他にもいろいろあります。
このような植物を水挿しで殖やす際、葉の全体が水没するように浸したままにしておくと腐りやすくなるため【根を出させたい茎の部分だけ水に浸す】ことに注意したいと思いますが、この試験管はそのためにはとても便利で助かります\(^o^)/
このダイソーさんの試験管に茎を入れて水に浸し、試験管から上に出る部分をワイヤーピックに絡ませて♪可愛く飾りながら発根待ちです(*^_^*)
茎の切り口を乾かして作るカット苗の場合も試験管に水を入れずに挿せば、同時に飾りながら発根を待つことができます。写真の中央のカット苗はグラプトペタルム属の秋麗です。水を入れずにカットした茎を試験管に挿しています。写真左側はピーチネックレス、右側は斑入りのグリーンネックレスです♪
こんなに可愛いホルダーつきの試験管が100均で買えるなんて♪とても便利で嬉しい商品です\(^o^)/
材料
(ダイソーのウッドインテリア試験管)
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発根させたい多肉植物のカット苗
:ワイヤーピック
-
お水
:
ホルダーを白く塗り、ワイヤーで作ったピックを取りつけました♪
今回はハート型2つと四つ葉のクローバーです。
ワイヤーの太さはハート型が2mmと0.9mm、四つ葉のクローバーが0.9mmを使いました(^^♪
試験管にお水を入れ、グリーンネックレスを入れます。
ピーチネックレス、斑入りのグリーンネックレスをピックに絡ませて、中央の水が入っていない試験管に秋麗のカット苗を真っ直ぐに挿して完成です\(^o^)/
中央の切り口を乾燥させたいカット苗を除き、水挿しで発根させたい苗は、茎の部分だけが水に浸かるように試験管の中に入れ、試験管から上に出る部分はワイヤーのピックに絡ませます。
1日1回程度、お水を取り替えながら発根を待ち、発根し始めたら土に植えます。まだ寒いので、いきなり外に出すのではなく、数日は暖房器具の熱や風の当たらない室内の日当たりのよい場所で管理し、根づき後に暖かい日中の時間だけ戸外に出し、徐々に戸外に置く時間を長くして最終的にもう少し暖かくなる頃には戸外栽培に切り替えられるように馴らしていきます。
#kurashinista #succulent #test tube
ラベルの裏です。
使用上の注意/CAUTIONの中に、【本来の用途以外に使用しないでください】とあります。すみません(^_^;)
水挿し以外の通常の挿し芽、カット苗の作り方はコチラをご参考に(^^♪
今回使った植物では、写真中央の【グラプトペタルム属】の【秋麗】もこのタイプです♪
多肉植物を殖やそう♪挿し芽編 カット苗の作り方
2017年1月16日
適期外でも室内で発芽・発根☆ 冬も殖やして楽しみましょう(^^♪
多肉植物はタネまきから殖やすこともできますが、長い時間をかけてタネまきから育てるよりも【挿し芽】や【葉挿し】などで殖やすほうが簡単で早く苗を作ることができます。出回っている多肉植物は春から秋によく育つ【春秋型】の品種が多く、それらの品種は挿し芽・葉挿しも適期は生育期と同じ春と秋になります。
ですが!(^^)!適期外でも殖やして楽しむことができます。適期よりも時間はかかってしまいますが、低温の冬も暖かい室内でカット苗(挿し穂)を作り、挿し芽や葉挿しをすることができます。低温過ぎても高温過ぎても発芽・発根が難しいので、冬は戸外で行うよりも室内で行うほうがより早く新たな苗を作れます。そして室内できれいに飾りながら発根を待つことができるので、お花が少なくなった冬もお部屋が華やかになり寒い冬も楽しく過ごせる気がします(*^_^*)
2017年1月16日
コツ・ポイント
カット苗(挿し穂)は長過ぎず、短過ぎず、適度な長さに切ったものを使います。腐らないようにお水は毎日取り換えます。3本の試験管に入れた苗が重ならないようにピックを傾けて使っています(^^♪☆
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