猫の表情の見分け方、それは猫の「顔」ではなく、「耳」と「姿勢」を見るのがポイントです。
猫が喜んでいる時、それはまず「耳」がピンと立っていて、体全体がリラックスしています。
目が合うとゆっくりと瞬きを返してくれるのもリラックスしている証拠。我が家のカイトの場合は、喜んでいると、口がやや横に広がって上から目線のどや顔になります。
これは皆さんもよく知っているかもしれません。猫が怒ると「耳」が水平になり、「姿勢」も低くなります。
顔を下げて牙を向きだすこともあります。我が家のカイトの場合は、口を半開きにして目が釣り上がります。その表情を横から見ると「ヘビ」にそっくり。とても怖いです。
猫には「悲しい」という気持ちはないのでは?という動物学者もいます。自閉症の動物学者、テンプル・グランディンによると、動物には4つの「情動」があることがわかっています。
その4つとは、
・怒り
・獲物を追う衝動
・恐怖
・好奇心/関心/期待
犬が喜んでいるように見える行動は「喜び」ではなく「興奮」だという人もいます。犬や猫の喜怒哀楽の中で本当にあるとわかっている気持ちは「喜」「怒」と「楽」。おそらく「哀」も感じているはずですが、気持ちをはっきりと解明することは難しいのかもしれませんね。
我が家のカイトの場合は、推測ですが、頭をゴシゴシと押し付けてまとわりつく時は、「甘えている」「哀しい」「寂しい」時かもしれません。
猫が楽しんでいるとき、それはズバリ、「飼い主と遊んでいる時」ではないでしょうか。猫じゃらしに飛びつく時、猫は「耳」がピンと立って、「瞳孔」が開きます。そして「尻尾」をパタパタ動かします。とてもわかりやすいですよね。
いかがですか。猫の喜怒哀楽。私の友人が飼っている猫の場合、
「嬉しいと寝たふりをする」
そうです。大好きなおやつのカリカリをあげると、その上にまず寝転ぶのだとか。猫の表情の出し方は「猫それぞれ」なのかもしれませんね。
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