全国に広がる自らを「猫ばか・犬ばか」と呼ぶ飼い主達。慶応義塾大学の医学博士、近藤誠先生は、愛犬のボストン・テリアのボーちゃんのことを自分の名字の「近藤」をつけて「近藤ボビー」として著書で紹介していました。
俳優の緒形拳さんも、肝臓がんで亡くなる前、手術も抗がん剤も拒否して仕事をされていたそうですが、最後のテレビドラマの地方ロケでは現場の近くに一軒家を借りて、愛犬と寝泊まりしてよく犬に話しかけていたそうです。
もはやペットは「かけがえのない家族の一員」ですよね。そんなペットが突然死んでしまったら…。皆さんは想像したことがありますか?
私も今までたくさんのペットを看取ってきました。ごく最近では2年前に愛犬のチワワのルイを1年間の闘病生活の末、癌で亡くしました。16歳でした。
最期は私の腕の中で、どんどん体温が下がり、体が固くなっていったルイ。愛するペットに死なれる瞬間の気持ちは、ペットロスという言葉ではとても伝えることはできません。
社会にすでに浸透している「ペットロス」という言葉。ペットが急病になった時に会社を休んでもいいのか?という相談がかつて物議をかもしたこともありますが、最近ではペットが死んだので有給を取った、という話もチラホラと耳にしますよね。
ヤマザキ学園大学の動物看護学部の新島典子准教授が調査した結果、ペットロスになりやすい飼い主にはある4つの特徴があることがわかりました。その特徴とは、
①承認欲求が満たされにくい飼い主:辛い気持ちを分ってもらえないと苦しむ人
②ペットとの接触時間が長い飼い主:打ち込める仕事や対象がいない一人暮らしの老人など
③過去に辛い「喪失」を体験した飼い主:過去の経験がフラッシュバッグしてしまう
④現在1匹しか飼育していない飼い主:かけがえのない相手だと過度な愛着を生んでしまう
だと分類しています。
いかがですか。あなたはこの4つに当てはまる場合、現在飼っているペットを失った場合、ペットロスに陥る確率はかなり高いかも知れません。
誰もがペットを失う悲しみは相当辛いと思いますが、その悲しみが深いとうつ病や自分の健康状態の低下にも繋がります。
いつかは来る別れ。シニアのペットを飼っている飼い主さんは少しずつ覚悟をしておいた方がいいかも知れませんね。
現在猫壱では毎月「猫の学びセミナー」を開講中です((≡゚♀゚≡))
有名な猫ドクター、服部幸先生をはじめ、東京猫医療センターの先生たちから、
正しい猫との暮らし方について、学んでみませんか?
参加者の皆様からは、「とても楽しいセミナーでした。 特に服部先生の授業はいつもわかりやすく、役立ちます。」
「新たに実践できることが増えました。 全ての講義がわかりやすく、興味深かったです。」
「大変中身の濃い内容で時間がすぎるのがあっという間でした。」などなど、ご高評の声をいただいております!
リピーターの方も多数!!!ぜひ、ご参加ください♪
https://spike.cc/shop/user_414105225/categories/QMYeYrCDkifL1Xjn/products
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます