絶品カレーの作り方☆「あめ色玉ねぎ」でもっとおいしく!【試してみた】

絶品カレーの作り方☆「あめ色玉ねぎ」でもっとおいしく!【試してみた】
投稿日: 2016年12月2日 更新日: 2017年10月27日
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忙しい時の時短料理の代表選手「カレー」。食べたい時にちゃちゃっと作れて、大人から子どもまで大好きなメニューなので、よく作るという方も多いと思いのではないでしょうか。
でも、作る頻度が多いほど、たまにちょっと違うアレンジをしてみたくなったりしませんか?だけど、珍しい香辛料を使ったりするのは面倒だったりします。

そんな方におススメなのが「あめ色玉ねぎ」を使ったカレー。いつもよりは少し時間がかかりますが、かかった以上のおいしさにビックリするはず!

今回はそんないつものカレーが絶品カレーに大変身する「あめ色玉ねぎを使ったカレー」をご紹介します!

材料 (4人分)

  • ●あめ色玉ねぎ
  • 玉ねぎ :2玉
  • バター :大さじ1
  • オリーブオイル :大さじ1
  • ●カレー
  • 牛薄切り肉 :200g
  • じゃがいも :2個
  • にんじん :1/2本
  • あめ色玉ねぎ :お好みの量
  • :750ml
  • ブイヨンキューブ :1個
  • カレールー :1/2パック
  • しょうゆ :小さじ1
  • サラダ油 :大さじ1

たっぷりの玉ねぎがポイントです!

あめ色玉ねぎを作る場合、少量の玉ねぎで作ってしまうと焦げ付きやすい上に、かなり長い時間炒めることで水分が飛んでかさが減ってしまうので、たっぷり2玉ほど使って作りましょう!

もし余ってしまっても大丈夫。冷ましてからフリーザーバッグなどに入れて保存すれば、冷蔵なら3日、冷凍なら1カ月ほどは保存可能です☆

そもそもなぜ「あめ色玉ねぎ」でおいしくなるの?

カレーを作る際、どうせ煮込むしと、玉ねぎは簡単に炒めるくらいしかしないという方も多いと思いますが、実はしっかり炒めることで、おいしさがアップするんですよ。

玉ねぎは加熱することで、含まれている辛み成分がなくなり、甘みだけが残ります。さらに、炒めることで糖が生成されて甘味を感じるようになります。
よく、「玉ねぎは炒めると甘くなる」というのはこれのことだったんですね。そして、さらにさらに長く炒めることで糖分とアミノ酸が加熱されてあめ色になり、水分が蒸発してうまみが凝縮されます。
こうして甘みとうまみがぎゅっと詰まったものが「あめ色玉ねぎ」だったんですね。

確かにこれをカレーに使えば、甘みとうまみが溶けだしおいしいカレーになるわけです☆

まずは「あめ色玉ねぎ」の作り方から

まずは「あめ色玉ねぎ」の作り方から

では早速キーとなる「あめ色玉ねぎ」を作ってみましょう!

1、熱したフライパンにオリーブオイルとバターを入れて溶かし、みじん切りにした大量の玉ねぎを入れます。そして、玉ねぎがしっかり油でコーティングされるように強火でよくかき混ぜながら炒めます。

カレーにあめ色玉ねぎを使う時は、ルーに溶け込みやすいようにみじん切りにしましょう。火の通りも早く、あめ色になりやすいですよ。

2、1で油でちゃんとコーティングされたら弱めの中火にして、さらにかき混ぜながら炒めます。

全体量が半分くらいになるまで水分を飛ばしましょう。ちょっとねっちょりした感じになりましたね。この写真の状態で炒めはじめて15分くらいです。

この写真でようやく30分くらいです。かなり水分が飛んで、量が減りましたよね。色も少し茶色みがかってきましがが、あめ色にはまだまだです><

ただ、ここから焦げ付きやすくなるので、大変ではありますが手は止めず、ずっと混ぜ続けるようにしましょう。焦げ付きやすくなってきたら火を少し弱めます。

3、さらに炒め続けて45分。ついにあめ色になり、あめ色玉ねぎの完成です!

いやー長かった^^;

「あめ色玉ねぎ」の完成!

「あめ色玉ねぎ」の完成!

今回のキー食材「あめ色玉ねぎ」が出来上がりました!見てください、この量! あれだけ大量にあった玉ねぎが炒め続けることで1/4ほどの量になってしまいました。でも、この中には玉ねぎの甘さとうまみがぎゅーっと詰まっていますよ!!

さぁ、この頑張って作った「あめ色玉ねぎ」を使って、早速カレーを作りましょう♪でも今回のカレー作りにもさらにおいしくする3つのポイントが隠されているので、ぜひ合わせてチェックしてください☆

「あめ色玉ねぎを使ったカレー」の作り方

「あめ色玉ねぎを使ったカレー」の作り方

1、じゃがいも、にんじんは一口大に、牛薄切り肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは先ほどの「あめ色玉ねぎ」を使います。

2、サラダ油を熱したフライパンに1の材料をすべて入れ、牛肉の色が変わるまで炒めます。

ここでポイント☆
使う牛肉については、ブロック肉だと火が通るまで時間がかかってしまうので、火がすぐに通る薄切り肉をおススメします!脂身が多い肉であれば、薄切りでもうまみが出てジューシーな味わいになりますよ。

3、肉の色が変わったら、水を加えて煮込み、沸騰してきたらアクを取ります。その後、ブイヨンを入れて弱火で15分ほどふたをして煮込みます。

ここでもポイント☆
もちろんカレールーだけでも十分おいしいのですが、「ブイヨン」を加えて煮込むことで、野菜にブイヨンのうま味がしみ込んでさらにおいしくなりますよ。
市販のルーによっては、ブイヨンペーストが同梱されているものもあったりするので、ぜひ入れてみてください♪

4、3が煮込めたら、いったん火を止めてルーを割り入れて溶かし、再び弱火で10分ほどとろみがつくまで煮込みます。

5、4がしっかり煮込めたら最後に隠し味として小さじ1ほどのしょうゆを入れて混ぜればカレーの完成です!

最後のポイント☆
カレールーだけで味付けする人も多いと思いますが、ここでは隠し味に少量の「しょうゆ」を入れてみました。これにより、ぼけ気味だった味がきゅっと引き締まりますよ♪

さてお味は?

さてお味は?

4つの美味しくなるポイントが詰まったカレーが出来上がりました!どうですか?なかなか美味しそうに出来ていませんか?^^当たり前ですが、「あめ色玉ねぎ」の原型はほとんど見当たりませんね・・・。

いざ一口食べてみると、「甘い!!!!」。子供がいるのでいつも甘口のルーで作ってはいるものの、いつもとは違って深みのある甘さが感じられます!単なる甘ったるい感じではなく、とっても上品な甘さで、お店のものに負けないくらいの美味しさです!!

これが「あめ色玉ねぎパワー」☆そして、最後の後味が隠し味に入れたしょうゆのおかげできゅっと引き締まって、いつも以上に次から次へと口に運びたくなるウマさです^^

まとめ

手軽なカレーに、今回はわざわざ手間暇かけてみましたが、やはり時間と労力をかけただけのことはありました。このおいしさを作れることを知ってしまったら、ちょっといつものカレーには戻りにくくなるかも^^;

小さな子供でもその違いは分かるようで、うちの子どももいつも以上におかわりの量が多く、たっぷり作ったはずのカレーもあっという間になくなってしまいました。ぜひ「あめ色玉ねぎを使ったカレー」をお試しください☆

コツ・ポイント

おいしいカレーを作る秘訣は、①あめ色たまねぎ、②牛薄切り肉、③ブイヨン、④しょうゆでしたね。これで、お家で本格的な絶品カレーが食べられますよ♪


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