アニマルボーダーになりやすい人にはある程度共通点があると言われています。
よく言われる特徴をまずは箇条書きでご紹介します。
・周りに自分のことを叱ってくれる人がいない。
・猫に関する知識が少ない。
・周囲の意見を聞くことができない。熱くなると周りが見えなくなってしまう。
・のめり込みやすい
・精神的に少し弱い。さみしがりや。
・動物を保護すること『だけ』が愛だと思っている。
もちろん上記に当てはまらないケースもありますし、上記に当てはまるからといってアニマルボーダーに必ずなるというわけでもありません。
ただ統計的にはアニマルホーダーとなってしまう人が多いと言われているようです。
猫に救いや愛を求めて猫を増やし、飼いきれなくなることもあります。
動物を保護すること『だけ』で満足してしまい、里親を探すことも、きちんとした飼育もできず、知識も持たず、気がつけば保護した猫繁殖。注意してくれる周囲の人の声も聞こえずに、ただただ猫を増やしてしまう人も少なくないのでしょう。
そしてなによりも『アニマルホーダー』の一番の特徴は【動物を集めることが虐待に当たる】とは思っていないことです。
自分でお世話をできる範囲内で複数頭飼育をしているなら問題もありません。虐待でもないでしょう。
しかしホーダーの人は自分のキャパを越えて猫を飼育しています。
猫の餌は足りず、トイレの始末もされず、ただなんとなく餌を与えられ部屋に放置されているだけです。
ひどい場合には狭い部屋のなかで新しく生まれてくる命も死んでいく命のことも飼い主は知らないのです。
私は立ち会ったわけではありませんが、食べられたり遊び殺された子猫の遺体や押し入れで白骨化した遺体がでてくるような現場すらあると言います。
狭い部屋に閉じ込められ、満足に餌を与えられることも、掃除されることも、愛を注がれることもない『保護』は『虐待』としかいいません。
『きちんとお世話する』という意味を理解できない人がアニマルホーダーになりやすい人の一番の特徴なのかもしれませんね。
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