子育て支援として、中学校卒業まで国から支給される手当です。平成28年度現在、第1子の場合、3歳までは15,000円/月、15歳までは10,000円/月(所得が制限額以上の場合は一律5,000円)となっています。
◆メリット
・生活費等とは別に、専用口座に振り込み先を指定しておけば、15歳までに約200万円貯めることができる(所得が制限額以上の場合は約90万円)
・国からの給付なので、新たな負担や支出を伴わずに貯められる
◆デメリット
いつでも引き出せて自由に使えてしまう
毎月決まった日に決まった金額が、自動的に普通預金から定期預金に積み立てられる商品です。
◆メリット
普通預金よりは利率がいい
◆デメリット
中途解約すると利率が下がる
大学入学などの進学時期にあわせて学資祝金や満期金を受け取れる「学資」のための貯蓄性保険商品です。
◆メリット
契約者である親が亡くなった場合でも解約にはならず、当初の契約どおり進学時期などに祝金などを受け取れる(その場合、以降の保険料支払いは免除となります)
◆デメリット
保険料払い込み期間中に解約すると損する可能性がある
ここにあげた3つの方法は、組み合わせて使うとよいでしょう。たとえば児童手当とは別に、毎月30,000円を教育資金準備にあてるプラン例を見てみましょう。
【児童手当】
3歳まで15,000円/月、15歳まで10,000円/月を教育資金にあてる
【自動積立定期預金】
17,000円/月を積み立てる
【学資保険】
保険料13,000万円/月の保険に加入する(18歳時に100万円の祝金、19・20・21・22歳時に各50万円の祝金)
※学資保険は商品や契約方法によって、受取時期も保険料も異なります。
このプランの場合、それぞれで貯められた資金はどのように活用できるでしょうか。
【児童手当】
15歳時に約200万円貯まる→高校受験や留学資金に活用できる!
【自動積立定期預金】
10歳時には約200万円貯まる→中学受験に活用できる!
18歳時には約360万円貯まる→大学費用に活用できる!
【学資保険】
18歳時に100万円→大学受験や入学金に活用できる!
19〜22歳時に各50万円→毎年の授業料に活用できる!
このように貯める手段を組み合わせると、必要に応じてフレキシブルに対応できます。
「早いうちに」「自動的に」貯まる仕組みを上手く活用しましょう!
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