私の家には愛猫カイトがおりますが、地域猫としてしらすとむーちゃんという外猫の世話をしています。毎朝自宅の敷地内でご飯をあげ、避妊去勢をしてできるだけダニ・ノミ駆除剤を毎月1回首の後ろにつけています。
この外猫の2匹ですが、ご飯をあげ始めて半年がたったくらいでしょうか。突然そろそろと家の中に入り込む様になりました。
私からしたら家猫にできる願ってもないチャンスですが、私以外の家族がいると死にものぐるいで逃げ回って逃亡します。
もし、私が一人暮らしなら、もしかしたらしらすとむーちゃんは家猫になれたかもしれません。私しかいないとき、本当に安心しきってソファーでグーグー寝ているむーちゃん。近所ではボス格のオス猫ですが、やはり外で暮らすのは大変そうです。
「外猫はなかなか家猫にはなりたがらない」という見方もあるようですが、このしらすとむーちゃんの場合はどちらかというと家猫になりたいような気がします。
すきあらば脱走しようとする猫。窓を開けてとせがむ様子を見る限り、猫は外に出たいのね…と思っていましたが、「ヒトと動物の関係学会」理事の加藤由子さんいわく、「室内飼いの猫のほうがストレスはたまらない」と言っています。
安全で食事と睡眠が確保された家の中は、完全に猫の縄張りの条件を満たしているため、外に出る必要はないと猫は考えているようです。
家の中ばかりにいてはストレスがたまるのでは?という考えは人間的発想なのだとか。猫は家の中=縄張りなら、外に出なくても全く問題はないといいます。猫が窓から外を見ているのは出たいからではないのかも知れません。
いかがですか。猫は室内でも満足に暮らせる動物。猫に外出は必要ないかも?しかし我が家のカイトは脱走名人。猫によって、生活の満足度は違うのかも知れませんね。
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