じっと目を閉じたまま動かない、哲学的な風情を漂わせる猫。しかし残念ながら、猫の頭蓋骨の大部分を占めているのはあの大きな「瞳」です。
猫の頭蓋骨は人間に比べるとずっと小さく、頭蓋骨の大部分を占めているのはあの大きな「瞳」ですから、残りの部分は「俊敏に動くための脳」「優れた耳や鼻のために働く脳」を入れればほとんど満杯状態。
「思考対応用の脳細胞」はもともとほんの少ししかありません。
「お気に入りの猫じゃらしはどこに隠してあるか」
「屋根から上手に降りるにはどの経路を使えば良いか」
など、猫にとって大切な専門分野に脳を使ってしまえば、たとえば、「飼い主との楽しい週末」や「もっと幸せになるには」などを考える回路はないようです。
もともとそんなソフトに対応するハードがないとも言えます。しかしそんな余計なことを考えないからこそ、ネコは自由気ままに暮らせるのです。
(写真出典:https://www.necoichi.co.jp/Blog/detail/id=4019)
よく窓の外をじっと猫が見ていると、「やっぱり外に出たいのね。可哀想に…。」と思う飼い主がいますが、確かに外に鳥や虫が飛んでいたら「捕獲」したいと思うかもしれませんが、「外に出たい」わけではないようです。
ネコは自分のテリトリーを持っています。毎日定期的に縄張りをチェックして、侵入者がいないかをパトロールします。
自分の匂いがついていない外の世界は猫にとってはとても不安な場所です。好奇心からよく外に出たがるネコは多いですが、出たら必ず後悔しているはず。
猫が窓の外や飼い主をじっと見つめる理由、それは恐らく「何も考えていない」が正解です。猫の視力は私たち人間の約10分の1程度といわれています。
目の前にあるものをじっと見ているのではなく、「なんとなくぼーとしている」というのが正解なのかも知れません。
いかがですか。なんだかミステリアスで不思議な魅力がある猫。でも実はボーッとするのが好きなのんびりやの「自宅警備員」なのかも知れませんね。
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