例えば、一日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを視覚的にあらわしている「食事バランスガイド」。「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つのグループをまんべんなく、コマの形になるように食べると、バランスがとれる食事になるというもの。コマを上手く回すためには、コマの上の方にあるグループほどしっかり食べるなどの工夫でバランスの良い食事ができるということだそうです。ここでは、日本人が昔から食べてきたごはんを主食として、魚や肉、野菜・果物、海藻(かいそう)、豆類などを使った一汁二菜(いちじゅうにさい)という食べ方がバランスの良い食事に近いと紹介されています。ここで注目したいのが、サイト内に自分の食生活のバランスがチェックできるワークシートがあることです。バランスの良い食生活を摂っているつもりでも、好きなものに偏っていたり、そもそも摂取量が足りていなかったりということもあるかもしれません。一度チェックしてみたいものです。
朝起きた時に頭がボーッとするのは、眠いだけではなく、寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまうからだそう。この不足分を朝ごはんでしっかり補充しないと、体は元気でも頭はぼーっとして仕事も勉強も手付かず…ということにもなりそうです。また、私達の体は外が明るい時間は活動的に、暗い時間は休息タイムという「体内リズム」が働いています。この「体内リズム」と自分の「生活リズム」がずれると、心と体のバランスが崩れることに。これをなくすためにも、朝食や夕食をとる時間も大切だといいます。もうひとつ、子どもの生活において気になる「おやつ」についての考え方や食べる時間なども参考に。自分の生活と食事の関わりを見つめ直すことも、元気な毎日を過ごせるポイントだと言えそうですね。
日本の季節の旬の食べ物や日本各地の郷土料理の紹介など、国内の食べ物についてのお話から、海外の食事情まで。世界には8億4千万人もの満足に食事ができない人たちがいるのに対して、日本での食べ残し食物の多さ、日本の食料自給率の低さから海外に頼らざるを得ない状況など、諸外国との食に関するかかわりなど、子どもに教えたい情報も盛りだくさんの内容です。
小学生の自由研究に使えそうな丁寧なサイトで、ママパパにもおススメのサイトだと言えそうです。
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