外構DIY☆お庭の足洗い場<STEP3>排水管の引き廻し方

外構DIY☆お庭の足洗い場<STEP3>排水管の引き廻し方
投稿日: 2016年10月6日 更新日: 2017年3月31日
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2016'9月より参加させて頂きました。 2013'7月に現在のリフォーム済み...
最後に洗い場から流れ入る水、雨水を既存の排水パイプに繋げて洗い場は完成で~す!

既存の排水パイプは画像の乱張り小路にある排水升より地下を通って右手裏側へ進み車道脇の側溝へと繋がっています。
その排水パイプの引き回しをご紹介していきます。

~洗い場側(高い方)から配管~

~洗い場側(高い方)から配管~

洗い場のすぐ脇に設けた排水升は、砂や土、枯葉などのゴミのお掃除用に設置。
ここをスタート地点にしてパイプを引き回していきます。

~花壇後ろ側の排水パイプ~

~花壇後ろ側の排水パイプ~

直径75㎜のVU管と言う一般に排水に使われるパイプを使います。

1.スタートの地点より1m進むごとに1㎝低くなる様勾配を付ける為、パイプがその高さになるようパイプより広めに溝を掘っていきます。

2.勾配を見ながらパイプの高さを決めていきます。
パイプ周りの土の陥没や崩れを防ぐため、溝の深さ、幅は予定サイズより深く広く掘ります。

3.パイプの下側になる部分には砕石を入れ突き固めておきます。
希望の高さに調整する時はパイプの下に適当な大きさの石を所々入れて決めていきます。

4. 3.で高さが決まったら下に入れた石の部分以外の隙間に土と砂を混ぜた物を入れてパイプを支えます。
パイプが固定されたら下に入れた石は取り除きます。

5.パイプの下や横に入れた砂混じりの土を突き固めながら土を埋め戻しパイプを覆っていきます。

~勾配の確認~

~勾配の確認~

水がスムーズに流れるか実際洗い場から水を流して確認してから埋め戻していくと失敗が無いです。

~排水ルート変更には~

~排水ルート変更には~

洗い場から花壇の後ろを通ってきたパイプはここで物置に突き当たるので、2個目の排水升を設け直角に曲げていきます。

排水升は天端で水平をとって真っ直ぐに立てておきます。

我が家がある長野県では冬場は凍結があり土の中まで凍みあがる(凍る)ので氷による桝のズレを嫌って、桝の下外側回りにモルタルを軽く盛って固定させました。

~2個目の桝の中~

~2個目の桝の中~

画像左側から来たパイプを桝を介して90度角度を変えています。

~既存の排水パイプとの位置関係~

~既存の排水パイプとの位置関係~

桝を使って直角にルートを変えた排水パイプは既存の排水パイプに繋げて行きます。

パイプを仮組して位置関係を決定し、既存のパイプのカット位置をマーキングしておきます。

~既存の排水パイプをカット~

~既存の排水パイプをカット~

マーキングした場所で排水パイプをカットしました。

今回は周りをあまり広く掘っていないのでグラインダーを使って切断しました。

パイプの周りを広く掘れば塩ビパイプ用のノコギリも使えます。

~パイプ連結部の加工~

~パイプ連結部の加工~

既存のパイプに新たにY字で合流するパイプを繋ぐのですが、既存のパイプは土に埋まっていて動かないのでこのままでは入りません。

そこでY字の片方を画像の様に半切りにし、配管した後にカットした部分を接着しました。

~接合完了!~

~接合完了!~

Y字部分を配管後、硬質塩化ビニールパイプ用接着剤で付け、固まったら更にコーキング材を盛りつけ排水漏れを防ぎます。

これで全ての排水用配管の引き回しが完成しました。

実際に水を洗い場から流しスムーズに道路脇の排水溝まで流れるか確認しました。

足洗い場から道路わきの排水溝まで距離は約20m程です。

今回新たに追加した排水パイプの距離は8m程です。

~足洗い場の完成です~

~足洗い場の完成です~

畑で付いた土や汚れた道具を洗ったり、降雨時に水溜まりが出来ていたお庭の排水をこの洗い場から排水し
道路側の側溝に流してしまおうと始めたDIYが完成しました!

今後は水道を引き立水栓を付ければ最終的な形になります!

雨水だまりも解消されました~(*^▽^*)V

コツ・ポイント

排水は高い方から低い方へ流れるのでパイプの勾配は重要です。

専用の測定器や道具が無い場合などは作業中に所々で実際に水を流して確認すれば失敗無く出来ます。


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