洗い場のすぐ脇に設けた排水升は、砂や土、枯葉などのゴミのお掃除用に設置。
ここをスタート地点にしてパイプを引き回していきます。
直径75㎜のVU管と言う一般に排水に使われるパイプを使います。
1.スタートの地点より1m進むごとに1㎝低くなる様勾配を付ける為、パイプがその高さになるようパイプより広めに溝を掘っていきます。
2.勾配を見ながらパイプの高さを決めていきます。
パイプ周りの土の陥没や崩れを防ぐため、溝の深さ、幅は予定サイズより深く広く掘ります。
3.パイプの下側になる部分には砕石を入れ突き固めておきます。
希望の高さに調整する時はパイプの下に適当な大きさの石を所々入れて決めていきます。
4. 3.で高さが決まったら下に入れた石の部分以外の隙間に土と砂を混ぜた物を入れてパイプを支えます。
パイプが固定されたら下に入れた石は取り除きます。
5.パイプの下や横に入れた砂混じりの土を突き固めながら土を埋め戻しパイプを覆っていきます。
水がスムーズに流れるか実際洗い場から水を流して確認してから埋め戻していくと失敗が無いです。
洗い場から花壇の後ろを通ってきたパイプはここで物置に突き当たるので、2個目の排水升を設け直角に曲げていきます。
排水升は天端で水平をとって真っ直ぐに立てておきます。
我が家がある長野県では冬場は凍結があり土の中まで凍みあがる(凍る)ので氷による桝のズレを嫌って、桝の下外側回りにモルタルを軽く盛って固定させました。
画像左側から来たパイプを桝を介して90度角度を変えています。
桝を使って直角にルートを変えた排水パイプは既存の排水パイプに繋げて行きます。
パイプを仮組して位置関係を決定し、既存のパイプのカット位置をマーキングしておきます。
マーキングした場所で排水パイプをカットしました。
今回は周りをあまり広く掘っていないのでグラインダーを使って切断しました。
パイプの周りを広く掘れば塩ビパイプ用のノコギリも使えます。
既存のパイプに新たにY字で合流するパイプを繋ぐのですが、既存のパイプは土に埋まっていて動かないのでこのままでは入りません。
そこでY字の片方を画像の様に半切りにし、配管した後にカットした部分を接着しました。
Y字部分を配管後、硬質塩化ビニールパイプ用接着剤で付け、固まったら更にコーキング材を盛りつけ排水漏れを防ぎます。
これで全ての排水用配管の引き回しが完成しました。
実際に水を洗い場から流しスムーズに道路脇の排水溝まで流れるか確認しました。
足洗い場から道路わきの排水溝まで距離は約20m程です。
今回新たに追加した排水パイプの距離は8m程です。
畑で付いた土や汚れた道具を洗ったり、降雨時に水溜まりが出来ていたお庭の排水をこの洗い場から排水し
道路側の側溝に流してしまおうと始めたDIYが完成しました!
今後は水道を引き立水栓を付ければ最終的な形になります!
雨水だまりも解消されました~(*^▽^*)V
排水は高い方から低い方へ流れるのでパイプの勾配は重要です。
専用の測定器や道具が無い場合などは作業中に所々で実際に水を流して確認すれば失敗無く出来ます。
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