準備する材料はやっぱり「きのこ」と「塩」でした!
数種類のきのこをミックスした方が、味に深みとコクが出るそうなので、今回は、しいたけ、しめじ、まいたけ、えのきを合わせて作ってみました。
きのこは好みのものを合わせて使ってOK!
1、きのこ類は水洗いをせず、すべてキッチンペーパー等で汚れをはらいます。
しいたけは石づきを取り一口大に切ります。しめじは根元を切り落とし、小房に分けます。まいたけ、えのきだけは根元を切り落とし、ほぐします。
2、鍋にたっぷりの湯を沸かし、1のきのこをサッと茹でます。
茹ですぎるときのこのうまみが逃げてしまうので、サッとだけ茹でるようにしましょう。
3、茹でたらざるにあげてきのこの水けをきり、熱いうちに保存容器に入れて、粗塩をふってふたをします。
保存容器は煮沸消毒しておきましょう。
4、瓶を傾けて塩がきのこ全体に回るようします。きのこから水分が出るまで常温で2時間ほど置いておきます。
5、きのこ全体に塩がなじみ、きのこから出た水分が
たまってきたら冷蔵庫へ。一晩置けば完成です!
一晩置いて完成した「塩きのこ」はこんな感じです。なんとなく、全体的にしんなりしていますね。
でも残念ながらこのままでは食べられないので、早速「塩きのこ」を使った料理2品を作ってみます!
<材料>(2人分)
塩きのこ:80g
キャベツ:200g
塩鮭:1切れ
あらかじめ焼いておいた塩鮭の身をほぐし、これをサラダ油を熱したフライパンでさっと炒めます。そこに、食べやすい大きさに切ったキャベツを加えてしんなりするまで炒め、最後に塩きのこを加えて炒めれば完成です!
1品目は「塩きのこ」と、きゃべつ、鮭とを一緒に炒めてみました。
なんと味付けは一切せず、それぞれの素材がもつ味だけで出来上がった料理です。
気になる味について、まず主役の「塩きのこ」だけを食べてみると、かなり塩けがあり、これだけではちょっとカラいかなと思うくらい、しっかり塩の味がしみ込んでいました。
でも、これとキャベツ、鮭を一緒に炒めることで塩辛さは緩和され、ちょうど良い塩梅に。本当に何にも味付けしていないの?と思ってしまうくらい、きのこのうまみ、塩けが全体の味を引き締めてくれていて美味しかったです♪
<材料>(2人分)
ご飯:茶碗1杯
塩きのこ:大さじ2
ベーコン(小):2枚
玉ねぎ:1/8個
パルメザンチーズ:5g
水:150cc
塩こしょう:少々
白ワイン:25cc
1㎝幅に切ったベーコンを、中火で温めたフライパンで香りが出るまで炒め、続いて、粗みじん切りした玉ねぎを加えて透き通るまで炒めます。
さらに塩きのこを加え軽く炒めたら塩こしょうをし、白ワインを加えてアルコールを飛ばします。
ここにご飯を加えてほぐし、水を加えて中火のまま沸騰するまでゆっくり混ぜます。
沸騰してきたら弱火にし、最後にパルメザンチーズを加えて混ざれば完成です!
2品目は「塩きのこ」を使ってリゾットを作ってみました。
こちらもほとんど味付けはせず、素材が持つ味を活かした料理になりました。
それでも食べてみると、塩きのことベーコンからかなり美味しいうまみが出ていて、知らなかったら一体どんな調味料を使ったんだ!?と思ってしまうくらい、とっても味わい深いリゾットになっていました。
どうして塩ときのこを一緒に漬けただけのものが注目されているんだろうと思っていたんですが、作って食べてみて納得!
きのこに塩をふることで余分な水分が出て、うまみがギュッと凝縮し、さらに食感もプリッ、トロッとして、普通のきのこがちょっと高級になった感じがしました^^
しかも、料理に使えばほとんど味付けがいらないっていうのも嬉しいですよね。「塩きのこ」さえ冷蔵庫に常備しておけば、かなり料理作りの手間が省かれますよ!ぜひお試しください♪
「塩きのこ」を使ったレシピはこれ以外にも、スープ、マリネ、パスタと絡めるなど、アレンジの幅が広いので、ぜひいろいろ作ってみてください。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます