今回も、前回ご紹介したシカーフの場合と同じA筬を使用しますが、経糸は2本どりにして、少し強度を出します。密度は細かいまま織り上げたいので、A筬を使用しました。
緯糸も同じく2本どりにします。さらに、打ち込みも強くし、経糸が見えなくなるぐらいに打ち込みます。
経糸の張りを、強く、織り機にピンと張ると織りやすくなります。ちょうど畳のような表面に仕上げるこの手法は、タリストリーやマット、さらには絵織りなどで使う方法です。
経糸は共通にできる今回の作品は、写真のように複数枚をまとめて織り上げます。あとでふさの処理がしやすいように間の捨て部分となる経糸を十分にとっておいてください。
仕上がった、5枚ほどのコースター。配色はそれぞれ2色使いにしましたが、そのバランス、組み合わせはアドリブ。あまり計算されすぎないバランスが、かえって、小さくてシンプルな形状の今回のような作品をお洒落な雑貨に仕立て上げてくれます。
コースターは定番の雑貨です。シーンに合わせて様々な素材で作ってみてください。大きさを少し大きくすれば、お揃いのランチョンマットやテーブルセンターにもなります。ぜひトライしてみてくだい。
カランコ手織り機については、ホビーラホビーレ自由が丘店で、使い方レッスン、素材のこと、作品作りのアドバイスなどなど、親切に教えてくれますよ!
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