引き続きの天然石(アルビノイエロー石英乱形石)の乱張りです。
乱張りは張り方によっては、同じ石材でも全く違った表情を見せてくれます。
これはカラーも同じで、同色を使っても色々な表情が出ます。
形は好きなように並べ自由にデザインを考えるのも楽しいですね♪
乱張りの記事に何度も出てくる石の加工、欠き作業なのですが文面ではなかなか伝わりずらいのですが
大体の手順をご紹介します。
道具はいたって簡単で
・石を割る時の台
・大小の金槌(カナヅチ)
・えんぴつ(赤があれば赤で太い芯の物)
1.割りたい(欠きたい)部分をえんぴつで線を引きます。
※1回で欠く量は5㎜位までで、最終仕上げでは2~3㎜位で欠く様線を引いていきます。
2.下敷きに硬い物を敷く
(私の場合は画像上側にある大ハンマーを使っています。)
※平らな高さのある石でもOK。
3.欠きたい石材をえんぴつで書いた線側を下になる様敷台の上に45°位角度を付けて当て片手で持つ
4.大小どちらかの金槌(カナヅチ)の四角い方の角で引いた線より手前を狙って石材を叩きます。
※叩いた金槌が敷物の台に当たって止まるようなイメージで叩きます。
5.線の通り(線より手前少な目)に成形できて来たら、一旦隣の石に合わせてみます。
欠きが足りなければ更に線に近づけて欠いていきます。
6.線通りに欠いても足りない場合は、新たに線を引き更に欠いていきます。
7.希望通りに欠けたらその石材の全周の形を見て整っていればOKで、いびつな形の場所が(希望する形ではない)あれば欠きたい形に線を引き、同様に成形して整えます。
8.後はこの繰り返しです。
小さな部分が抜けている箇所が有りますが、このような場所はおおよそ全部の成形が終わって欠きクズに適当な大きさがあればそれを成形して埋めていくので、後回しにします。
欠いて成形していくので張り付け面積より多めに石材を使います。
DIYでは失敗も考慮して、張る面積の1.5倍位石材を用意しておいた方が無難です。
エントランスやテラスの時と同じ方法で成形して並べておいた石材を張り付けます。
画像にある四角な排水升に向かって緩やかに傾斜を付け全方向から桝に向かって水が流れるように高さを調整しながら張り付けていきます。
張り付け完了です!
張ったばかりは石材の色がそのままなので色味がハッキリしていますが、石英石は水を吸うので目地を入れると目地のセメント水が染み込み若干白ボケします。
最終段階では石張り面全体が同じ感じになるので、特に違和感はありません。
※白い石材を使う時は張り付けに使うセメントは白を使うとセメント水を吸っても灰色にならなくて済みます。イエローやピンクの石材でも白に近い色味の物は
若干ですがセメントの灰色が染み込みますので、少し暗い色味になります。
ウッドデッキ階段前から始まり~
まだ全部繋がっていませんが、お庭側の小路は完成で~す(^_^)v
イエローカラーの乱張り小路に被るGreen colorが一層引き立っていい感じです!
この様な乱形石やタイル、レンガ等を外床として張り付ける場合は、乱形石の成形も含め、『YouTube』等で動画を見た方が分かりやすいです。
説明文は文章で読み、道具の使い方や手の動きなどは動画でと言うように
あらゆる情報も有効に活用してみましょう~
人それぞれでやり方が色々ありますので、一番良い方法を見つけ出すのもDIYを楽しむ
一つですね~(*^▽^*)V
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