バスタブにお湯を張ると、ちょうど水位のあたりがざらっとしますよね。線状で跡がついていることも・・・。このざらざらの正体は、せっけんカスや皮脂、水道水のカルシウム分が混ざりあった湯垢なんです。
しっかり体を洗ってから入っても、毎日掃除をしても、少しずつ蓄積してしまいます。そのまま放っておくと、落ちにくい頑固な汚れになってしまうので、その前になんとかしたいですね。
まずは熱いシャワーでしっかり汚れを流し落としましょう。その後、市販の風呂用洗剤を吹きかけ、スポンジで“優しく”こすり洗いします。泡タイプの洗剤だと、汚れを包み込み、バスタブも傷みにくいです。最後に洗剤が残らないよう“しっかり”シャワーで洗い流せば終了。
これで、ざらざらがこびりつきにくくなります。
それでもざらざらが落ちないと、ついついたわしのような固いもので強くゴシゴシ洗いたくなってしまいますよね。でもそれはNGです。
バスタブに目に見えない細かい傷が付き、そこに湯垢が入り込みやすくなってしまいます。それを繰り返した結果、なかなか落ちない頑固なざらざら汚れになってしまうんです。
毎日のお掃除でもざらざらが取れないという時は、風呂用洗剤を吹きかけた後、キッチンペーパーのようなもので湿布をしてみましょう。2~3分置いたら優しくこすり洗いし、しっかり洗剤を落としてください。
これでもダメなら、市販の風呂用クリームクレンザーを。ただし、バスタブを傷つける可能性もありますので、使用可能か確認を忘れずに。
頑丈そうなバスタブも、やっぱり消耗品なんです。素材にもよりますが、ざらざら汚れや洗剤による劣化は避けられません。最近は、そんな汚れや劣化に強いバスタブもあるようなので、思い切ってバスタブを新しくしてしまうのが最終手段としてアリかもしれませんね。
いかがでしたか? これを参考にして、ツルツルお風呂に気持ちよく入れるといいですね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます