まずはサバ缶を使った大根の煮物。大根の皮をむいて1cmほどの厚さに切り、鍋で煮込みます。味付けには水と出汁、しょうゆ、酒、みりんを使用。大根に味がしっかりと染みたら、サバ缶の中身を丸ごと加えます。煮汁が半分くらいに減れば完成です。サバ缶のサバは骨まで柔らかく食べられるので、子どもでも食べやすい一品です。
また、サバ缶を使ったコロッケも人気の簡単レシピです。ジャガイモの皮を剥いて柔らかく茹で、しっかりとつぶしておきます。そこに汁気を切ったサバ缶とごま、バター、しょうゆを入れてしっかりと混ぜ合わせ、水に溶いた薄力粉、パン粉をつけて油で挙げます。バターとしょうゆがほんのりと利いた和風コロッケの完成です。
さんま缶を使った缶詰レシピの一品目は、さんまの蒲焼丼。まずは、しょうゆ、めんつゆ、酒を加えて煮立たせたフライパンに薄くスライスした玉ねぎを並べます。その上に、レンジで1分ほど加熱したさんまの蒲焼をほぐして乗せ、溶き卵でとじます。後はアツアツのご飯の上に盛り付ければ完成です。
他には、適当なサイズに切った水菜を皿に盛り、その上からマヨネーズを全体にかけ、缶汁と共にさんまの蒲焼を乗せれば、お酒にも合うおつまみサラダになります。七味唐辛子を軽く振りかけてアクセントにしても良いでしょう。
人気のホタテ缶を使った缶詰レシピとして、ホタテのシュウマイを紹介します。ホタテを細かく刻み、ひき肉と合わせてよく捏ね、タネを作ります。そのタネをシュウマイの皮で包み、好みでグリーンピースを乗せ、蒸し器で10～15分ほど蒸しあげれば完成です。ホタテの缶詰から出る水分を捨てずに加えることが美味しくなるコツです。
また、ホタテと大根を使ったサラダもオススメです。3mmほどの短冊切りにした大根と、さらに細く切ったニンジン、キュウリに塩とコンソメ、ホタテ缶の汁を加えよく混ぜ、30分程おきます。最後に水気を切って、ホタテを加え、マヨネーズであえたら完成です。
そのままでも美味しい焼き鳥缶に一工夫加えた簡単レシピを紹介します。汁気を軽く切った焼き鳥に、マヨネーズと練りからしを加え、チーズを乗せてトースターで3～4分焼けば、焼き鳥缶のマヨ焼きの完成です。マヨネーズでまろやかな味になった焼き鳥は絶品です。
他には、焼き鳥缶を使った炊き込みご飯もオススメです。炊飯器に米と焼き鳥缶の汁、酒、通常炊飯分のだし汁を入れ、その上に焼き鳥と、5mm幅に切ったニンジン、みじん切りのしょうがを加えて炊き上げます。炊き上がったら、15分ほど蒸らし、しっかりと混ぜ合わせれば完成です。甘めの焼き鳥缶の汁がだし汁と合わさり、程良い甘みを生み出します。
缶詰をそのまま出すのは味気ないと思う人に、ぜひ試してもらいたい簡単レシピ。一工夫加えるだけで、夫（妻）にも子どもにも喜ばれること間違いなしです。
＜参考＞
●日経デュアル「意外に子どもが喜ぶ「魚の缶詰」をメインおかずに！」
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2055
●楽天レシピ「ホタテの缶詰のレシピ」
http://recipe.rakuten.co.jp/word/%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%86%E3%81%AE%E7%BC%B6%E8%A9%B0/
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