マルカン4つ: 0.7×4mm を2個 0.6×3mm2個
(もしくは0.7×4mm を4個)ロジウム
チェーン : 220SDC4 ロジウム(銀色)
(ニッパーで同じ長さにカットした物)2本、
ピアスのキャッチ1組、以下全てロジウムカラー
チャーム2個:(画像は例えとしてヒキモノリング スパークル トライアングルとチャーム石付の石留めラウンドを載せています。)
工具は平やっとこ2丁(片方が丸やっとこでも構いません。私は片丸やっとこ(片方の刃が平らで片方が丸いやっとこ)というものを使っています。)
毛糸用針(ハマナカ)
詳しくは貴和製作所の副資材・工具をご覧ください。http://www.kiwaseisakujo.jp/shop/c/c320a/
一般的にパーツ屋さんで売られているマルカンです。色々なカラー、サイズ、太さがあります。最初の数字は金属線の太さ、後ろの数字は直径です。
初めて挑戦する方は0.7×3.5mm 0.7×4mm 0.8×4mmなどが使いやすい大きさです。それぞれの大きさで袋売り(1袋100円~150円前後)しています。0.6×3mmは少し小さくて大変ですが、仕上がりがきれいですので慣れてきたらぜひチャレンジしてみてください。0.5の太さのものは、細かくてかなりテクニックがいりますのでおすすめしません。
図は封をあけて取り出した状態。だいたい開いていますが、輪っかのように閉じていたとしても少し隙間が空いています。この隙間からチェーンが外れてしまうこともあるのでここはきっちり隙間なく輪にすることが重要になってきます。
(貴和製作所 丸かんhttp://www.kiwaseisakujo.jp/shop/g/g60899101/)
1.両手に平やっとこを持ち、マルカンの両端をしっかりつかみます。
2.黄色い矢印の方向にマルカンを押し広げます。
ここがポイントですが、「白い矢印の方向に両側から少し内側に閉じるように力を入れながら、」黄色い矢印方向に押し広げます。
左右に広げるのは絶対にNGです。マルカンがゆがみ、綺麗なわっかができなくなります。
3.図のように仕上げます。この状態でチェーンやチャームを通し、今度は黄色い矢印を逆方向に動かして閉じます。
真上から見ると、1では先端と先端を延長してみると少し離れていたのと比べ、2は少し重なるかなというぐらいになっています。使うマルカンをすべてこのようにして開いた状態にしておくと作業が楽です。次の画像で仕上がりを確認してみましょう。↓
マルカンのつなぎ目が少しでもあいているとそこからチェーンやチャームが外れる原因になります。
ひとつ前の画像の2.を意識して広げると、閉じた時にすきまがなく綺麗なわっかになっています。
注:これはわかりやすいようにマルカンを閉じていますが実際に作る時は、一つ前の画像のように開いて準備しておきます。
よくチェーンが細すぎてパーツが入らないことがありますね。これはいわゆる裏技です。ぜひやってみてください。
1.細いチェーンはたいてい楕円系のコマ(輪っか)がつながっているので、断面の丸いマルカンは通りません。
2.今回使用する 220SDC4は初心者には比較的見た目も細くておしゃれなうえ、穴の大きさも扱いやすいものです。1mで400円もしないと思います。コマが楕円形ですので、毛糸用の針を使って丸くコマを広げていきます。よく「目打ち」という工具を使うと言いますが、私は毛糸用の先の少し丸い針で代用しています。指を突き刺さないように注意して。
3.コマの先に針の先端を入れクルクルと押しまわして広げていきます。あまり強く奥まで入れると針の太さによってはチェーンのコマがちぎれてしまいますので気を付けて。
4.コマの穴が楕円形から丸く広がったのがわかります。この状態ならマルカンを通すことが出来ます。このチェーンですと 0.7までのマルカンなら通ると思います。
注0.8×○○mmの太さのマルカンは通らないかもしれません。
1.チェーンに 0.7×4mmのマルカンを通します。
2.まだ広げたままの状態のマルカンを平やっとこでしっかり掴んだまま、今度はキャッチ部分を通します。
3.少し難しいですがしっかり通します。ここでマルカンの広げ方が足りないとキャッチの部分が通りません。またしっかりと平やっとこで掴んでいないとうまくいきません。
4.次に左手にもやっとこを持ち、マルカンの端と端をしっかり掴んで閉じます。
1.キャッチがついいている状態です。先ほどと同じようにチェーンの反対側のコマも毛糸用針で丸く押し広げます。
2コマが広がったらマルカン(0.6×3mmもしくは.7×4mm...チャームを付ける場合はマルカンは小さい方が仕上がりが美しいです。)を通します。チェーンが通ったら、広げたままの状態のマルカンを平やっとこでしっかりつかみます。
3.しっかりつかんだ状態でチャームを通します。この場合はヒキモノリング スパークルトライアングルパーツです。
4.パーツを通したら左手にもやっとこを持ち、先ほどと同様にマルカンの端と端をしっかり掴んで閉じます。これでチャームが付きました。
チャーム石付の石留めラウンドを付けてみました。
出来上がりはこんな感じです。
パールのシンプルなピアス。一つはお持ちではないでしょうか?そのキャッチ部分にチャーム付けたらこんな感じになります。キャッチの着せ替えです。
「2度おいしい着せ替えピアス」です!
ピアス部分はお手持ちの物ならなんでも使えます。
・毛糸用針を指に突き刺さないように気を付けてくださいね。目打ちでもできます。
・効き手で平やっとこを持ちしっかりとマルカンを掴みながら作業していくことが重要です。
・マルカンを付ける時は、必ずチェーンを先に通しましょう。細いものを先に通しておくがポイントです。今回は使いやすい種類のマルカンとチェーンをご紹介しました。パーツは沢山ありすぎてよくわからないと思いますが、まずはこのサイズから始めてみてください。肩があがると肩が凝りますので机に両肘をつけ、目の高さに持ってきて作業すると疲れません。
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