生理痛を和らげるには、からだを温めて血行を促すのがポイント。保温性の高い下着やカイロなどを使って、お腹や腰を温めるようにしましょう。からだをきつく締めつける下着や服装は、血行の妨げになるので避けて。
生理時の痛みを和らげてくれる栄養素には、マグネシウム、ビタミンB6、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、などがあります。ここではそれぞれの働きをご紹介しましょう。
●マグネシウム
子宮の収縮を緩める作用があるとされるマグネシウム。生理中のマグネシウム不足は、さまざまな不快症状を引き起こすという報告もあります。
マグネシウムを多く含む食材は、アーモンド、乾燥ひじき、大豆など。魚介や乳製品、肉や加工食品などに含まれるリンを多く摂取すると、マグネシウムの吸収が妨げられるので、食べ合わせに注意しましょう。
●ビタミンB6
ビタミンB6にも子宮の収縮を緩める効果があります。さらに卵胞ホルモンの代謝に作用して、生理痛など不快な症状を緩和してくれます。
マグロ、サンマ、サケ、サバなどに多く含まれますが、腸内細菌によって体内合成ができるビタミンなので、普通の食事を摂っていれば不足することはありません。
●エイコサペンタエン酸(EPA)&ドコサヘキサエン酸(DHA)
どちらも青魚に多く含まれる必須脂肪酸。血行を良くする作用があり、生理痛の要因であるプロスタグランジンの合成に必要な酵素の働きを抑えるという報告もあります。
アルコールやカフェイン飲料は、ミネラルやビタミンの吸収を阻害するので、くれぐれも控えめに!
生理中はお風呂を控えるという方もいますが、入浴でからだを温め、血行を促すことは、生理痛の緩和に役立ちます。ぬるめのお湯にゆっくり入ることで、リラックス効果もアップするはず。
浴槽の中では水圧がかかるので、月経の血液が流れ出すことも、子宮内にお湯が入ることもありません。ただし、浴槽から出ると急に経血が流れ出ることがあるので、温泉や大浴場では浴槽に浸かるのは避けたほうが無難です。
痛みがつらい時には、鎮痛薬でおさえるのも1つの方法です。「鎮痛薬はからだによくないのでは?」と抵抗感のある方もいるようですが、鎮痛薬は痛みを取るために開発されたもの。自分に合った薬を選び、用法・用量を守って服用すれば心配ありません。
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自分に合った薬を用意しておくことで、“安心感”が生まれるのもメリット。思春期などに「また痛くなるかも・・・」という不安のせいで痛みが強くなった、という経験はありませんか? そんなときは、「薬を持っている」という安心感から痛みが和らぐこともあるんです。
ただし、鎮痛薬が体質的に合わない、効かないという方は、かならずお医者さんや薬剤師、登録販売者に相談してくださいね。
女性みんなが持っている生理痛の悩み。避けて通るのは難しいので、セルフケアで上手につきあっていくのが正解です。今シーズンの旅行の計画を立てる前に、ぜひチェックしてみて!
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