おどろくことに、年収が1000万円を超える高所得世帯でも、貯蓄していない世帯が2割以上にものぼるというデータ結果がでています。これは金融公報中央委員会のWebサイトに掲載されていたデータ結果があります。
このデータによると、年収1000~1200万円未満で貯蓄しなかった人は12.8%、年収1200万円以上で貯蓄しなかった人は11.3%となっています。
つまり、年収が1000万円以上で貯蓄していない人が24%以上にものぼるということなのです。
たしかに、仕事を始めてからしばらくはマンションを購入したり結婚や子育て、事業への投資など、何かと出費が多くなるのも分かります。しかし、収入1000万円以上の世帯の2割以上が貯蓄できていないという現実からして、収入が多ければゆとりのある生活が送れるというわけでもないようです。
また、収入が多いのに貯蓄できない理由として、収入に見合った生活を送ろうとして高額なものをつぎつぎと購入してしまう、ということが考えられます。
そうなると、生活は豪華になるものの、貯金は少ない、という状態になってしまいます。要は、収入の管理の仕方が大事ということですね。
それに対して、収入は400万円から600万円と平均的なものの、順調に貯蓄できている世帯もあります。そうした世帯はどのように収入を管理しているのでしょうか?
・使う分を計画し、定期預金をしている
定期預金とは、銀行に給料が入ると、自動的に預金分が取り分けられて貯蓄できるというものです。預金分が取り分けられてしまうと、そのあと引き出すためには手続きが必要になるので、自然とムダ使いしないで済みます。確実に貯金したいなら、定期預金を始めるのが賢い方法。いちど手続きしてしまえば、とっても簡単なお金の管理方法だといえるでしょう。
・外食を減らして自炊する
最近では、わりとお手頃な価格でランチが食べられるファミリーレストランが増えていますね。でも、外食の代わりにお弁当を作ったり家で自炊したりすると、ビックリするくらい出費が減ります。
例えば、お手頃価格のランチを挙げると、サイゼリヤの500円で食べられる、日替わりハンバーグランチがスープもお代わり自由で豪華です。ガストの日替わりランチも負けず劣らず人気。しかもこちらは499円で、同じくスープお代わり自由。たしかに安いです。
何のために貯蓄するのか、また、貯蓄したい目標額を決めると張り合いがでます。年収がそこそこでも、じみちに貯蓄すればいつかはお金持ちになれます!
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