1つは、成果、形を褒める事。
テストで良い点をとった。宿題をやった。お手伝いができた。
などなど。
他人が、褒めてくれるには、よいカンフル剤です。
でも、こればかり、繰り返しても、自尊心は育ちません。
なぜか、
これは、子供の一部分、一過性であって全てでは無いからです。
また、同時に成果にばかりフォーカスするとできなかった時の恐怖も植え付けることになります。
時々、ウチの子、褒める所ないのとおっしゃる方がいらっしゃいます。
誰に対しても、絶対、褒める事の出来る。
自尊心の育つほめ方。。
それは、「感じたことを褒める!!」
です。
例えば、
私は、一重瞼の自分の目が嫌いです。
しかも、祖母はいつも私の目を見て
「可哀相に、、、」と言っていました。
こうなると、私の一重瞼のコンプレックス決定!!
愛していても、否定している事になり、
ネガティブになるのです。
これを、自尊心を伸ばすほめ方の観点での会話とは・・
自作で考えてみました。
私「おばあちゃん、私の目こんなんいやー。」
婆「そう?おばあちゃん好きやけど。
どんな目になりたいの?」
私「オードリーみたいな、パッチリお目目!!」
婆「へーすごいなー。パッチリなりたいの?
そんな事、考えるんやねぇー。
考えるだけで、楽しいなー。
おばあちゃんは今のままの目が可愛いと思うよ」
ちょっと、目ネタばかりで恐縮ですが、
こんな感じではどうでしょうか??
全てを肯定!
これが大切なのです。
こういう会話を繰り返すと
感じたことを、素直に表現し、
私が、私であっていいのだ。と思えるようになるのです。
くれぐれも、心を開いた大切な人に
「そんな事、思ってるから失敗するんだー。」など
相手を思えばこそ言ってしまう言葉にはご注意下さいませ。
少し開いた心が、貝のごとく閉じてしまいます。
自尊心には、
基本的自尊心。=ありのままの自分を尊ぶ心。
社会的自尊心。=見栄え、結果を尊ぶ心。
感じた事をそのまま話して
「そんな事、考えてるのか!!」と怒られたり、
充分、受け入れてもらった感覚がなかったりすると
自分に自信が持て無いまま成長してしまい。
自分に自信が無い大人になった時。
大切な人の前で、自分の感じた世界を、
無意識に、善と悪に振り分けて
相手が受け入れてくれそうなものだけを
それも、相手の顔色を伺いながら、表現するので
相手も、言葉に表現されていない何かを感じるのです。
すると、自分の言葉に信ぴょう性がなく、自分の思いが相手に受け入れられず、
否定され、誤解されたり、会話がすれ違ったりします。
幼い頃に、肯定された。否定された。
実に、これは人生を左右する程大きな出来事です。
それは、そうなんですが、
立派な大人が
「親に否定されてきたから、私が成長出来ない!!子供を愛せない!!」
こんな方が以外に多いのです。
でも、それは間違いです。
自分自身を自覚して成長したいと決心した瞬間。
そこに、新しい道が広がっています。
どうぞ1日の最後にご自身でご自身を結果だけではなく、ありのままを褒める時間を作ってください。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます