うっかり日焼け止めを塗り忘れて海で遊ばせていたら、顔や腕が真っ赤になってしまいました。とりあえず冷たいタオルで冷やしましたが、そのまま様子をみていていいのか、それともすぐ受診したほうがいいのか、見きわめ方が知りたいです。
（５才・男の子）
急激な日焼けは、、「やけど」と同じです。まずは肌のほてりがある程度おさまるまで、じゅうぶんに冷やすことがとても大切です。冷たいタオルを使うときは、すぐにぬるくなってしまうのでこまめにかえましょう。氷や保冷剤、冷却まくらを使うときは、肌に直接ふれると冷たすぎるため、ガーゼやタオルなどでくるみます。やけどの範囲が広いときは、シャワーなどで水をかけてもいいでしょう。
日焼けは皮膚が炎症を起こしている状態なので、あとでひりひりと痛くなったり水ぶくれになることがあります。この時点で念のため小児科か皮膚科を受診しておくと安心です。なお、日焼けしているときは、熱いおふろやシャワーは避けましょう。
あさかクリニック院長。東邦大学医学部を卒業後、同大学大森病院新生児科、愛育病院小児科をへて開業。「自分の家族に接するように患者さんに接する」がモットーのていねいな診療が評判。2児のママ。
「子どもの健康で困ったこと、心配なことは、小児科のかかりつけ医に相談してください。医師も頼りにされていると思うとうれしいものです」
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