超音波検査は、超音波に強く反射する“骨”は白く写り、反射しにくい血液や羊水は黒く写る仕組みになっています。プローブを当てた部分から真っ直ぐ輪切にした状態の断面を映し出しているため、プローブを当てる角度や位置によっても赤ちゃんの見え方は変わってきます。お医者さんによってはママがわかりやすいように見やすい写真を撮ってくれる場合もあるようなので、ひとことお願いしてみてもいいかもしれません。
◆エコー写真の数字の意味
エコー写真の端の方に記載されているアルファベットや数字。これは出産予定日や週数、赤ちゃんの大きさなどの情報なのです。
【CRL(頭殿長)】
赤ちゃんの頭からおしりまでの長さ
【AGE(妊娠数週)】
CRLの数値から計算した妊娠週数です。〇W△Dは〇週△日を指しています。
【BPD (児頭大横径)】
赤ちゃんの頭の横の長さ(幅)。平均値を「0」、小さめを「-」、大きめを「+」で表示しています。
【EDC(出産予定日)】
上記の数値から想定される出産予定日です。
【FL(大腿骨頂-だいたいこっちょう)】
太ももの骨の長さ。長めの値の場合、パパとママの背が高い傾向があるようです。
【AC(腹部周囲長)】
お腹まわりの長さ。実はこの数字、赤ちゃんがお腹を動かしているため、いちばん測定誤差が出やすい部分。太り気味を「+」、痩せ気味を「-」で表示しています。
【EFBW】
赤ちゃんの推定体重。妊娠週数に比して大きめを「+何週相当」、小さめを「-何週相当」と表示されます。
最近大注目の4Dエコー。すでにメジャーとなっている3Dは長さと幅と奥行きの立体感がわかるもの。4Dはこれにさらに時間を加えたものになります。つまり、おなかの中で動いている赤ちゃんの様子をリアルタイムで見られるのです。産院によっては動画をDVDに焼いてくれるところもあるようです。4Dの撮影に適しているのは妊娠24週から29週ぐらいと言われていますが、ほとんどの場合検査とは別に費用がかかってしまいます。費用も産院によって異なるため、事前に問い合わせておきましょう
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