【育児SOSに専門家がお答え!】暑い室内で遊んでいたら急にぐったり・・・どうしよう?!

【育児SOSに専門家がお答え!】暑い室内で遊んでいたら急にぐったり・・・どうしよう?!
投稿日: 2016年5月24日 更新日: 2017年10月27日
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ベビモ冬春号の表紙は近藤千尋さん♡ ベビモは3月、6月、9月、12月...
Como6月号では「こんなとき、どうする?」にこたえる、子どもの気がかり解決BOOKが大好評! ネットでは解決できない子育ての悩みを、プロに取材して責任編集しました。
きょうの1問1答は「からだ」の分野から!

Q 暑い室内で遊んでいたら急にぐったり・・・

それほど暑くなかったので冷房をかけなかったら、室内でお友だちと動きまわって遊んでいた子どもが、急にぐったり。頭も痛いと言うのですが、炎天下でなくても熱中症になりますか? もしも熱中症の場合、何をしたらいいですか?
(6才・男の子)

A 体を冷やし、水分補給をしましょう

熱中症とは、炎天下にいたり高い気温にさらされたりして、体温調節機能が働かずに体温が異常に上がり、ぐあいが悪くなった状態をいいます。暑い時期は、炎天下でなくても、締め切った室内にいるときに熱中症になることは、よくあります。急にぐったりし、頭痛や吐き気などの症状があるならば熱中症でしょう。
 熱中症になったら、まず体を冷やすことが大切です。室内だったら室温を下げるか、冷房の入っている部屋に移します。屋外の場合は、室内か日陰の涼しい場所に移動させます。そして、氷のうや冷たいタオルなどでよく冷やしましょう。首筋やわきの下、足の付け根など、太い血管が通っている場所を冷やすと血液温度が効果的に下がり、体温も下げることができます。
 次に、水分補給をします。脱水をおこしているため、飲み物は体内から失われた電解質を補える経口補水液が最適です。すぐに手に入らなければ、水やお茶、スポーツドリンクでもかまいません。なお、意識がもうろうとしている場合は命にかかわることもあるので、大至急、救急車を呼んでください。

教えてくれた先生/若江恵利子先生

教えてくれた先生/若江恵利子先生

あさかクリニック院長。東邦大学医学部を卒業後、同大学大森病院新生児科、愛育病院小児科をへて開業。「自分の家族に接するように患者さんに接する」がモットーのていねいな診療が評判。2児のママ。
「子どもの健康で困ったこと、心配なことは、小児科のかかりつけ医に相談してください。医師も頼りにされていると思うとうれしいものです」

コツ・ポイント

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