誰が見ても最初はびっくりすると思う…。私が佐藤法雪さんのリアル猫ヘッドを最初に見たのは数年前の「吉祥寺猫まつり」でしたが、作品のクオリティの高さに本当に驚嘆しました。
伊勢丹のCMで取り上げられて当然。ドイツでも話題になったそうですが、確かにこれは世界中の猫好きを悶絶させる作品かも知れません。
今回は、そんな猫人形作家、佐藤法雪さんをご紹介しましょう。
☆日本羊毛アート学園の講師
日本で唯一猫作り専門の科目【猫科】がある日本羊毛アート学園。2010年10月に東京の八丁堀に開校しました。そこの講師として抜擢されたのが佐藤法雪さんです。
彼の初期の作品を見ると、雀やシマリスなどの小さな物から、柴犬などの大きな物まで作品を作っていたのが分ります。
リアルに再現するのが彼の持ち味。作品はほぼ実物大の大きさで、個展を開くと『本物?」と言われることもしばしばだとか。
確かに動物のリアルな動きを写実的に捉えていますよね。この日本羊毛アート学園では
①初等科 (羊毛フェルトの基礎を学びます)
②本科 (リアルなサイズでの作成技術を学びます)
③認定講師育成科 (日本羊毛アート学園認定講師としての技術と知識を学びます)
とコースが分かれており、最終的にはプロの作家を目指すこともできます。最近では1月の六本木国立新美術館での生徒作品展、4月には上野 東京都美術館 平成28年平泉展選抜展内 佐藤法雪【猫科】生徒作品展が開催されました。
「趣味」ではなく「作品」として美術館で展示される猫人形はおそらく彼の作品だけではないでしょうか?
美術館のキュレーターの審美眼に叶う作品として、もはや世界的に認められつつあるようです。
☆猫頭ヘッドが日本中でブレイク
現在新宿伊勢丹で開催されている「グローバル・グリーン キャンペーン猫とのくらしから学ぶこと」に、彼のリアル猫ヘッドが起用されています。
テレビでも取り上げられましたが、「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げ、全国でこのリアル猫ヘッドがかぶれるイベントを行っています。
吉祥寺猫祭りの時は、コスプレ大歓迎・楽器持ち込みの方は参加無料!でかなり盛り上がっていました。吉祥寺猫祭りは毎年10月にあるので今年も期待したいですね。
このリアル猫ヘッドですが、実は去年はリアルウサギヘッドも製作されていました。海外でも注目されていますから、今後どんどん展開して行きそうな気がします。
興味のある方は
*佐藤法雪のブログhttp://catdoll.jugem.jp/?eid=265
:
*佐藤法雪FB:https://www.facebook.com/housetu.sato
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