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【育児SOSに専門家がお答え!】すぐにものをなくすこども、どうしたら?

【育児SOSに専門家がお答え!】すぐにものをなくすこども、どうしたら?
投稿日: 2016年5月23日 更新日: 2017年10月27日
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ベビモ冬春号の表紙は近藤千尋さん♡ ベビモは3月、6月、9月、12月...
Como6月号では「こんなとき、どうする?」にこたえます 子どもの気がかり解決BOOKが大好評! ネットでは解決できない子育ての悩みを、プロに取材して責任編集しました。
きょうの1問1答は「しつけ」の分野から!

何度言い聞かせても すぐにものをなくします

ものの管理が苦手なうちの子。使ったものをポイと置いて、そのことを忘れてしまうようです。しかも、持ちものが“自分のもの”という意識が低いのか、なくしても探そうとしません。どうしたら持ちものの管理ができるようになりますか? (7才・男の子)

使ったら必ず戻す習慣をつけましょう

ものをすぐになくす子は、持ちものが「自分のもの」という意識が低いわけではなく、単に置いた場所を忘れてしまっているだけということが多いと思います。忘れものをなくすには、使ったものは必ず元にあった場所に戻し、使うときはそこから出すという習慣をつけること。
 そのためにはまず、家庭で子どもが使うものの置き場所を決めましょう。といっても、本・おもちゃなどと大ざっぱに分類し、本は本棚のどこかに、おもちゃはおもちゃ箱にとりあえず入っていればOK! くらいのゆるーいルールでいいのです。
 たとえ本がさかさまに入っていても、おもちゃが適当に突っ込まれていても、目をつぶってください。幼稚園や保育園、学校で使うものも、帰ったら自分で置き場所に戻させて。そして、登園・登校の準備をするときに自分で用意させるのです。すると、何がどこに入っているか把握でき、なくしものがぐっと減るはずです。
家庭でも、ゴチャゴチャに入れていたら探すのが大変だと気づけば、置き場所を整理するようになるかもしれませんよ。

教えてくれた先生/増田修治先生

教えてくれた先生/増田修治先生

白梅学園大学子ども学部子ども学科教授。埼玉大学教育学部を卒業し、小学校で28年間教べんをとったのち、現職に。教育時代の豊富な経験をもとに子どもにかかわるさまざまな分野を研究。具体的でわかりやすいアドバイスにも定評がある。講演やテレビ出演、著書も多数。「子どもはせかさず、認め、信じて、見守ってください。きっといい変化が起こるはずです。」

コツ・ポイント

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