さまざまな家事の中で、一番時間がかかるのはキッチンでの家事です。料理を作ることはもちろん、後片付けも毎日となると大変です。そこでぜひ使ってほしい時短家電が電子レンジと食洗機です。
まず電子レンジは、食品を温めるだけではなく、それだけで料理を一品作ってしまえるほど進化していることは周知の通り。オーブンレンジやスチームレンジは、食材を入れて目的の機能のボタンやスタートボタンを押すだけで、コンロで一品作るのと同時にもう一品作れます。
毎日行う皿洗いは時間がかかるだけでなく、手荒れの原因にも。そんな面倒な皿洗いを楽に行えるのが食洗機。以前は価格が高く、サイズも大きいものしかありませんでしたが、近年では低コストでコンパクトなものも登場しています。手洗いのようにキレイに洗えるのはもちろんのこと、エコ運転機能や電力料金の安い夜間に使用することで電気代や水道代を手洗いよりも抑えることができます。何より、手荒れの心配が減ることも主婦(夫)にとってはうれしいことでしょう。
子どもがいる家庭での洗濯物はあっという間に増え、場合によっては1日に何回も洗濯機を回すことがあるのではないでしょうか。
人気のドラム式洗濯機は寸胴型と比べ、同じくらいのサイズで、少ない水量での洗濯が可能です。また、洗濯機によっては洗濯後にアイロンがけの必要がない機能もあり、洗濯物を干す時間さえも省いてくれます。価格は10~20万円台と高めですが、子どもが多い大家族や忙しくて週に数回しか洗濯ができない家庭に向いています。
洗濯物が少ない家庭であれば、従来の寸胴型の方がおすすめです。機種によっては乾燥コースやタイマーなどの機能まで付いているものもあります。また、種類も多いため、自分たちの生活スタイルにあったものを見つけやすいでしょう。ただし、ドラム型に比べ寸胴型は洗濯時の音が大きいので、洗濯する時間帯には注意が必要です。
掃除機は常に腰を曲げて使うため、自分の身長に合ったものを使わないと、なかなか大変です。また、日中仕事に出ている場合は、掃除をする時間がありません。かと言って、早朝や夜間に掃除機を使うと、音がうるさくて近所に迷惑をかけてしまいます。
そんな時、周りや時間を気にすることなく掃除を助けてくれるのが、「お掃除ロボット」です。スイッチを押すだけで部屋をまんべんなく掃除してくれます。カーペットなど少しぐらいの段差では問題になりません。近年では様々なメーカーがこぞって販売しており、価格も1万円台からと低価格になりました。ただし、性能はメーカーや価格によって違うので、購入の際にはしっかり吟味することが必要です。
お掃除ロボットに部屋の掃除を任せる時は、床に子どものおもちゃなどが落ちていないこと、少し手間でもダイニングのイスなどをテーブルにあげておくなど、なるべくお掃除ロボットがスムーズに床を掃除できるようにしておくと、よりキレイに掃除してくれるでしょう。
忙しい毎日の中で、家事を助けてくれる時短家電。まずはそれぞれにどのような種類があるのかを把握し、自分の生活に合った家電を見つけることが大切です。うまく活用して、自分の時間や家族の時間を確保しましょう。
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