お酢には、雑菌の繁殖を抑える働きがあります。また、酸性なので、水あか等の、アルカリ性の汚れを落とすことに優れています。
もちろん、もともとは食品なので、赤ちゃんのいる家庭でも安心です。
酢水の作り方は簡単。お酢1に対して、2〜3倍の水で希釈し、スプレー容器に入れて完成です。
このスプレーを床に吹きかけ、乾いた雑巾で乾拭きするだけで、フローリングが美しくお掃除できます。
注意点としては、ポン酢や果実酒など、調味料や果実が混ざった酢では、お掃除できないこと。べたつきの原因となったり、虫が寄ってきてしまったりします。
また、大理石の床では、つやが失われるため使用できないことと、鉄やアルミでは、サビの原因となるので使用しないようにしましょう。
無害な洗剤として、今では有名になった重曹。ベーキングパウダーの主原料で、お料理にも使えるものですので、もちろん赤ちゃんにも無害です。
重曹スプレーの作り方は、重曹大さじ1に対して、200〜300mlで薄めます。スプレーにしておくと、細かい場所でも、ちょこちょこ出して掃除ができて便利です。
廊下など広い場所では、スプレーではなく、重曹水を作り、雑巾を漬けこんで、拭き掃除をする方法もあります。
その場合には、重曹大さじ6〜10程度を、2リットルの水によく溶かして、そこに雑巾を漬けこんで、絞ったあとお掃除をしましょう。
どちらの方法の場合でも、粉末の重曹を水に良く溶かしてから使うようにしましょう。良く溶けていないと、床に粒が残ってしまいます。
エッセンシャルオイルとして注目を浴びている、レモンオイル。良い香りでストレス緩和効果があるだけでなく、抗菌・防腐、防臭にも効果があると注目されています。
エッセンシャルオイルは、天然素材を使用しているため、赤ちゃんのいる家庭でも安心して使うことができるものです。
レモンオイルスプレーの作り方は、エッセンシャルオイル約20滴程度に対して、水は100mlでよく混ぜます。
消毒用エタノールを10ml程度混ぜると、オイルと水が混ざりやすくなるのでおすすめです。
レモンやオレンジ等の柑橘系のオイルは「リモネン」という成分が含まれ、油汚れを落とすことに、優れた効果があります。
そのため、床に描かれてしまった油性ペンの落書きなど、消えにくい汚れも、レモンオイルで薄くしたり、消す効果があります。(汚れの程度により異なります)
注意点としては、アルコールを含んでいるものなので、スプレーボトルはアルコールOKのものを使用すること。
また、リモネンは直射日光が当たると、肌が赤くなったりシミの原因になることがあるため、原液を直接触らないようにしましょう。希釈したものなら、心配する必要はありません。
いかがでしたか?意外と身近なものが、優秀な掃除用洗剤として使えることが、おわかりいただけたと思います。
どれも便利で、簡単に作れるものですが、使用するときには、ご自宅の床の材料に対して、使用しても大丈夫かどうか、一度狭い範囲で試すか、確認をしてから使うようにしましょう。
赤ちゃんに安心して廊下をハイハイできるよう、常に安全で清潔な廊下を心がけたいですね。
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