冬ふとんや冬物衣類って、どうしてもかさばってしまい、収納に困りますよね。そんな時に便利なのが圧縮袋。
ふとんなら約1/3、衣類なら約1/2までコンパクトになるんです!
正しく使うととても便利な圧縮袋ですが、使い方を間違うと途中で空気が入ったり、袋が破れたりするので注意が必要です!
では、正しい使い方を見ていきましょう。
まずはふとんや衣類を十分に乾燥させましょう。ダニやカビの発生を防ぐ効果があります。
◆方法1:天日干し◆
ふとんの場合は晴れた日に表2.5時間、裏2.5時間程度干しましょう。
衣類は5時間程度がめやすです。
◆方法2:乾燥機◆
天日干しができない場合は、乾燥機を利用すると便利。
乾燥機を使用する場合はお手持ちの乾燥機の使用方法に従ってください。
※ご注意※
乾燥後はよく冷ましてください。熱が残ると圧縮袋内で結露し、カビの原因になります。
羽毛製品は陰干ししてください。
ふとんや衣類をを圧縮袋の大きさに合わせてたたんで入れます。
ここでは、ふとんの入れ方について説明していきます。
◆縦長の圧縮袋◆
縦長の圧縮袋は短い辺にファスナーが付いています。
縦半分→横半分の順にふとんをたたみ、輪のほうから圧縮袋に入れます。
この方法だと途中で四隅がめくれることなく楽に入れることができます。
◆横長の圧縮袋◆
横長の圧縮袋の場合は横半分→縦半分に順番を入れ替えてください。輪の方から圧縮袋に入れるのは縦長の圧縮袋の時と同じです。
※ご注意※
中身を入れすぎるとうまく圧縮できません。また、無理に押し込むと袋が破損するおそれがあります。
作業をする前に床にゴミが落ちていないかご確認ください。圧縮袋にキズがつく原因となります。
ファスナーの部分を乾いた布で軽く拭いてください。ゴミなどがはさまっていると空気が入る原因になります。
※ご注意※
水分が入るとダニやカビの発生原因となりますので、よく乾いた布をお使いください。
スライダー(ファスナーを閉めるパーツ)を指でしっかりはさみ、ゆっくりスライドさせて閉じます。
※ご注意※
ファスナーを勢いよく閉じると破損するおそれがあります。
スライダーで圧縮袋を傷つけないようにご注意ください。
スライダーは引っ張るなどの力を加えると外れるおそれがあります。紛失などには十分ご注意ください。
バルブに掃除機のノズルを垂直にあて、掃除機のスイッチを入れて圧縮してください。
斜めにノズルをあててしまうと、空気が漏れてうまく吸引できません。また、掃除機のスイッチを先に入れてしまうとノズルにぴったり合わせるのが難しくなります。
「垂直にあててからスイッチオン」がポイントです!
※ご注意※
カチカチになるまで圧縮すると圧縮袋が傷みやすくなるため、少し柔らかい程度で止めてください。
ふとん・毛布は1/3、座布団・衣類は1/2程度がめやすです。
最後にファスナーが完全に閉じているかどうか、再度指で確認してください。
せっかく圧縮したのにいつの間にか空気が入って膨らんでしまった・・・そんな経験はありませんか?
実はそれ、こんな行動が原因かもしれません。
圧縮した袋を押入れやクローゼットに収納したり、取り出す際はついつい引きずってしまいますよね。しかし、圧縮袋を傷めてしまうため、絶対に引きずってはいけません!収納する際は「上からそっと置く」取り出す際は「そっと持ち上げる」が鉄則です!
収納する場所に木のトゲなどが出ている場合は特に注意が必要です。
コンパクトに収納するために圧縮袋を折りたたみたいという方もいらっしゃると思います。しかし、その時にファスナー部分を折ってしまうのはNGです。
せっかくしっかりとファスナーを閉じたのに隙間ができてしまい、空気漏れの原因に・・・
フェザー(羽根)の比率の多い製品を入れると、フェザーの硬い芯の部分が圧縮袋を突き抜けて穴を開けてしまうおそれがあります。
ダウン(羽毛)の比率が70%以上の製品ならOKです!ダウンとフェザーの比率はふとんや衣類のタグでチェックしましょう。
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