犬も猫も苦手なモノ、といえばレモンです。YouTubeで「レモンと闘う猫」という動画もありますが、触るのも嫌なくらい苦手な様子。
動画:
柔軟剤に限らず、香水や部屋の匂い消しに使う消臭剤、そしてアロマオイルの香りなど、フローラルな花の香りは猫は苦手だといわれています。
もともと猫は自分の匂いを飼い主や自分の縄張りにこすりつけて安心する習性があります。飼い主の洋服についた柔軟剤の香りは猫にとっては全く自分にはない未知の香りですから、苦手と言うよりも不安に感じるかもしれませんね。
これは一体なぜなのでしょうか。はっきりとした統計はありませんが単独で行動するオスの匂いは、ある種の動物に不安を抱かせることがわかっています。
2014年に発表された海外の動物学会に関する論文の中に、「人間の男性の脇の汗の匂いを嗅がせる実験を行ったところ、その動物に強いストレスを感じる兆候が確認された。」という内容があったそうです。
この時の実験動物とはネズミですが、全般的に野生の動物は単独行動をするオスの匂いを嗅ぐと、縄張りを守ろうとしてストレスを感じたり攻撃的になるようです。
いかがですか。猫が苦手な匂い。男性の皆さんにはショックだったかもしれません。しかし一緒に暮らしているうちに猫も飼い主の匂いは覚えて記憶するはず。
男性全てが猫に嫌われるわけではありません。ただちょっとだけ、夏の暑い日など、汗を大量にかいた時は、シャワーを浴びてから猫と接する様にしたほうが、良いのかもしれませんね。
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