「猫 おもちゃ」で検索すると、必ず上位ランキングに上がるのが猫用のレーザーポインター。たしかにやってみると食いつき度が半端ない!という飼い主の喜びの声がレビューされています。
しかし反面、レーザーポインターをパイロットやサッカー選手へ照射したことにより、目に障害が残るといった事件も話題になりました。
オーストリアでは、12歳の少年が猫用のレーザーポインターで猫と遊んでいたところ、1週間程して視力に不調が出たという報告もありました。
シンプルで猫も大喜びなレーザーポインターですが、猫にとって危険性はないのでしょうか?
レーザーポインターの光の強度を知っておこう
一口にレーザーポインターといっても、その光の強さには強度のランクがあることが分りました。
*クラス1 概ね0.2mW(単位:ミリワット)前後の出力。100秒間瞬きせずに直視しても問題無いとされる。光線の波長によって出力制限が異なる。後述のPSCマーク認定レーザーポインター、主に玩具用。
*クラス2 1mW未満の出力。0.25秒間未満の直視は問題無いとされる。PSCマーク認定レーザーポインター、主にプレゼンテーション用。
*クラス3A 法規制以前に販売されていたレーザーポインターやレーザーマーカーなど。直視してしまっても瞬きなどで回避できる場合がある。望遠鏡などで直視した場合は目に致命的な損傷を与える。
以上wikipediaより抜粋してみました。レーザーポインターの強度はまだクラスが上のものもあります。
しかし猫用に使われているレーザーポインターなら、それほど危険性はないようですね。
しかし幼児やもともと視力の悪い人が使えば、何らかの悪影響はありそうです。安全という範囲が一体どこまでなのか、線引きは人それぞれ。注意したほうが良いかも知れません。
レーザーポインターよりも食いつくかも?
動画:
ある飼い主さんの動画です。家に必ず1台はある懐中電灯。実はこの懐中電灯の灯りでも、猫は大喜びで食いついてくれるようですね。
いかがですか。猫のおもちゃとして人気があるレーザーポインター。色んな事件をふまえ、今販売されている商品は光の強度もランク1程度。
遊ばせる飼い主にも、猫にも安全面を考慮した作りになっています。
最近はスマホでも光を追いかけて猫を遊ばせるアプリもありますよね。はっきりとした事例は報告はされていませんが、光や電気を使ったおもちゃで猫を長時間遊ばせるのは、もしかしたら猫の健康上問題があるかもしれません。
もし遊ばせる場合は、1日のうち時間を決めて、短時間だけ遊ばせると良いかもしれませんね。
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