出典:http://bakumatsu.org/blog/2012/12/ukiyoe.html
無類の猫好きとして有名なのが、江戸時代の浮世絵師 歌川国芳です。彼は最高80匹の猫を自宅で飼っていたことがあるほどの大の猫好き。作品にも多くの猫を擬人化した浮世絵が残されています。
いつも懐には猫を入れて絵筆を握っていたといわれるほど、猫が大好きだった歌川国芳。
華々しい武者絵も有名ですが、時の人である老中・水野忠邦の天保の改革の悪政に対する風刺が込められている猫や妖怪を使った彼の風刺画は江戸の人々に絶賛され、その浮世絵の人気は現在でも衰えていません。
出典:http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-1338.html
第二次大戦でイギリスを勝利へと導いた有能な政治家、ウィンストン・チャーチル。「マーマレードキャット」とか「オレンジキャット」とイギリスでは呼ばれていた茶トラの猫、ジョックを大変可愛がって暮らしていたそうです。
ウィンストン・チャーチルは自分が亡くなった後でも愛猫が自分の家で快適にすごせるように遺言まで作ってのこしていたとか。
現代では「ペット信託」など、猫に遺産を残すサービスが普及しはじめましたが、ウィンストン・チャーチルがもしかしたら、正式に猫に遺言を残した初めての政治家かもしれませんね。
出典:http://www.y-history.net/appendix/wh1301-023.html
世界史を塗り替えたといっても良い人物がムハンマド。予言者、聖者と崇められ、アラビア半島を統一してイスラーム帝国の基礎を築いた人物です。
ムハンマドが猫好きだったことから、イスラム教徒には猫好きが多いといわれています。
とくに額の毛並みにMという文字の模様が入った猫は「ムハンマドの猫」と今でも呼ばれています。
これは、あるときムハンマドが可愛がっていたムエザという名前の猫の額に触れたとき、ムハンマドの名前の頭文字である「M」の模様が浮かび上がったという伝説が発祥だそうです。凄いですね。
いかがですか。歴史上に残る有名な猫男子。歴史を調べてみると、やはり犬よりも猫の方が人気が高かったような気がします。
平成の今の時代でも空前の猫ブーム。ネコノミクスと呼ばれるほど、猫は人間を夢中にさせています。猫は今も昔もとても人気がありますよね。
やはり猫には、人を惹き付けてやまない、魔性の魅力があるのかも知れません。
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