ネコも年を取ると視力が衰えてきます。もともとネコは視力がそんなに良くない動物。しかし暗いところでも獲物の姿は追えますし、聴力もバツグン。
行動はヒゲやしっぽを使ってスムーズに移動も可能。病気でネコの視力が低下していた、失明していても飼い主は気が付きにくいと言われています。
なんだか最近ネコと目が合わない、と感じたら、ネコの目の前にコットンなどの音の出ない物を落としてネコの様子を確信しましょう。 ネコが目の前に落ちたコットンに反応を示さない場合、かなり視力に問題があるかもしれません。念のため病院で相談されてみると良いでしょう。
ネコの歩き方を見てみて下さい。普段、ネコは後ろ足のかかとを上げて歩いていますよね。ネコが後ろ足のかかとをつけるのは座る時だけ。 しかし歩いているときも後ろ足のかかとを付けていたら要注意。糖尿病の恐れがあります。
全体的に身体の神経細胞が機能していない場合も考えられますので、すぐに動物病院で受診しましょう。
ネコに多い肝臓病。とくに皮膚の色が黄色くなる黄疸は、肝臓病をいち早く知る事ができるチェックポイントです。 しかしネコの皮膚色を確認するのは難しいですよね。
そんなときは、定期的にネコの白目をチェックしてみましょう。ネコのまぶたをちょっとだけ持ち上げれば、ネコの白目を確認することができます。 この部分が白ではなく黄みがかっていたら要チェックです。嘔吐、下痢といった症状もあった場合は肝臓病の可能性が。早急に病院を受診して下さい。
ただしネコの瞳はとてもデリケートですから、優しくそっとめくって下さいね。
いかがですか。ネコの健康診断。毎日ではなく、気づいた時にやってみると、思わぬ病気を発見したり、ネコが具合が悪いのを見つけられるかも知れません。
ネコと気持ちはつながっていても、言葉が繋がらない辛さ。せめてちょっとした気遣いや身体の具合をチェックすることで早めにネコの不調に気づくことができるかもしれません。 是非このチェックポイント、ネコの健康を診断するポイントとして覚えておいて下さいね。
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