皆さんの愛猫も、寝起きの状態のときによく見ると目に黒っぽい、赤茶色の目やにがついていませんか？
この「黒い目やに」は、目に入ったゴミや古い細胞などの老廃物。健康な新陳代謝の結果出る目やになので心配はありません。しかしそれ以外の目やにの場合は要注意です。
白っぽい、すこしねっとりした黄みがかった目やにが出ている時は、何らかの感染症の疑いがあります。ヘルペスウイルス、カリシウイルス、いわゆるネコ風邪の場合は、目やにの他に鼻水やくしゃみといった人間同様の症状が出るはずですから様子をみて下さい。
片目からだけ、白っぽい目やにが出る場合は外傷による目やにかも知れません。痛がったり、目を開けづらい仕草をしませんか？
外傷による菌が繁殖すると徐々に黄色っぽい目やにに変わる場合があります。
そしてもうひとつ、片目の目やには「クラミジア感染」の恐れもあります。この場合はまず片目から炎症が始まってどんどん風邪を引いた時のような症状が出始めます。この場合は早急に病院を受診して下さい。
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