出典:http://tetoan.com/cat-trivia/loose-skin/
猫のルーズスキンは脂肪や肥満とは関係ありません。それなら、どうして猫のお腹はこのようなルーズスキンになってしまうのでしょうか。
その理由は実は大切な役目があるからです。猫同士、喧嘩をして身体を噛まれた場合、お腹にルーズスキンがあれば内臓に致命傷を負いません。また高くジャンプをするときに体の皮が突っ張らないようにするため、そして一番柔らかいお腹に致命傷を負わないためだと言われています。
説は色々ありますが、これは猫だけでなく、あらゆるネコ科の動物に見られる現象だといいますから、自然界で生きる動物にとっても、ルーズスキンは非常に大事な役目を果たしているのかも知れません。
出典:http://tetoan.com/cat-trivia/loose-skin/
このお腹のタプタプ、猫種によって出来やすいニャンコがいるそうです。実はこの特徴は、「アメリカンショートヘア」「エジプシャンマウ」「ベンガル」「ピクシーボブ」などの血を引く猫種に多く見られる特徴なのだとか。
しかしこのルーズスキンは肥満や猫種に関係なくできることも多いそうです。まずはお腹のたるみを触ってみて「何もない皮だけの状態」であればルーズスキンです。
つまんだ皮にみっちり肉までつまめる状態であれば、「肥満」の可能性が高いと判断するとよいでしょう。
これはメス猫だけに限られますが、避妊手術でお腹を切開した時、老猫で何度も妊娠して仔猫におっぱいを与え続けた母猫のお腹も、こんな感じのタプタプができることがあります。
いずれにしても、これは病気のサインではありません。猫の背中の肉を引っ張ってそのまま皮膚が元通りになれば健康な証拠。
しばらく皮がたるんだままなら何らかの内臓疾患の恐れがあります。その場合は早急に病院を受診した方が良いでしょう。
いかがですか。猫のお腹のタプタプ、ルーズスキンは猫が高くジャンプする時に必要な部位、というのがワタクシ的には一番納得できる答えでした。
なんといっても猫の跳躍力は凄いですよね。自分の体の高さ以上の高さをジャンプできる動物は、なかなかいないのではないでしょうか。
タプタプのお腹をしながら凄いヤツ。猫って本当に可愛いですよねぇ。
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