動物写真家 岩合さんに学ぶ「ねこの写真の撮り方」中級編

動物写真家 岩合さんに学ぶ「ねこの写真の撮り方」中級編
投稿日: 2016年3月29日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
以前、『動物写真家 岩合さんに学ぶ「ねこの写真の撮り方」基本編』と言う記事を書いたところ、大変好評でしたので、今回は中級編をご紹介します。

https://www.necoichi.co.jp/Blog/detail/id=3385

「第二の岩合」を目指したいアナタ、猫の写真の撮り方はとっても難しいです。岩合さんの本を読んで、ワタクシ、つくづく感じました…。

しかし!写真は撮らなければ上手くなりません!

「とにかく沢山写真を撮ってみること、他の写真家の写真を沢山観ること」

そう岩合さんもご自分のブログでおっしゃっていました。写真上達のコツはとにかく行動!今回は岩合光昭氏の名著書、「ネコを撮る」(朝日新聞社 2007年発行)から抜粋した、ネコを撮るコツをご紹介しましょう。

「ネコ溜まり」を見つける皮膚感覚を養おう

「ネコ溜まり」を見つける皮膚感覚を養おう

街をやみくもに歩くよりも、ネコがいそうな場所を歩く方が、圧倒的にネコと会える確率は高くなりますよね。1年を通して、ネコは太陽がぽかぽかとあたり、安心してひなたぼっこができる場所を知っています。

自然とネコが集まる「ネコ溜まり」を見つけられる様に、自分の体のヒトとしての皮膚感覚を研ぎすます訓練をしてみましょう。

天気予報をテレビで確認するのではなく、自分の体で、外に出て空気から感じてみる、まずはそこから。

頭で考えるのではなく、自分が居心地の良い場所を考えてみてください。匂い、温度、嗅覚という体の五感を鍛えることで、自然にネコがいそうな場所を見つけられるようになります。

メス猫を撮る場合はお腹に注目

メス猫を撮る場合はお腹に注目

オス猫とメス猫、本気で怒ると怖いのはメス猫の方だといいます。特に妊娠中のメス猫は注意しましょう。

猫は自分の縄張りに敏感です。縄張りに気付かずに入って来た侵入者に対して、1度は見逃しますが、2度目となると強烈なネコパンチが繰り出されるかも。

特に妊娠中のメス猫や、子育て中のメス猫は凶暴になっているので気をつけましょう。

ネコを撮りたい場合、まずお腹に注目してみて下さい。お腹が膨らんでいれば、妊娠中のメス猫。
写真を撮りたいなら細心の注意を払って下さいね。

ヌケの良い写真を撮ろう

ヌケの良い写真を撮ろう

良い写真を選ぶポイントとして、よく「ヌケが良い」という言葉を使うそうです。「ヌケが良い」とは、背景がスカッとしていて、空気感がすっきりくっきりと感じられるような写真。

日本の風土は湿り気が多いので、このような「ヌケが良い」写真は撮りにくいそうです。

???と分りにくい人はファインダー越しに街を覗いて絵になる背景か、ネコと撮ると「色気」を感じる風景かどうかをみきわめる目を養いましょう。そうすれば、徐々に空気感を感じられようになるそうです。


いかがですか。岩合さんに学ぶ「ねこの写真の撮り方」中級編、だんだん難しくなってきましたよね。ワタクシ、このあたりで自信が…。

これはもうお金を貯めて自動的に良い写真を撮ってくれるカメラを買うしかない!(かも)次回はもっと具体的にカメラの機能を説明しながらネコの写真を撮る方法をご紹介します。お楽しみに♪


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