さて、どんな自電車に子供を乗せますか?
一般に子供乗せ用として売られている自電車は子供を2人まで乗せてよいということになっています。
<幼児2人同乗基準適合車BAAマーク>がついているものがそれにあたります。
つまり、子供を2人乗せるなら、このマークがついた自電車でなければなりません。
大人1人と子供2人が乗ると総重量は、なんと100キロ近くになるんです。
2人乗せる場合は、必ず、この基準に適合した自電車を選びましょう。
子どもを1人だけ乗せる場合は、普通の自電車でも構いません。
ですが、安全なチャイルドシートを取り付けて乗せるようにしましょう。
チャイルドシートは前乗せのものと後ろ乗せのものがありますが、これは子供の年齢によって決まります。
後ろの席は目が届かないため、赤ちゃんには危険です。
大体、2歳ごろからが後ろ乗せの目安になります。
それまでは、前乗せが基本です。
前乗せに何歳からという基準はありませんが、安全にお座りができるようになってから乗せるのが安心です。
1歳ごろからが無理なく乗せられる目安です。
前の席は風が当たりやすく、冬場はとても寒い位置です。
乗せる場合は防寒対策をしてあげてください。
万が一に備えて、子供には必ずヘルメットを被せましょう。
慣れていないと嫌がることもありますから、デビュー前にヘルメットに慣らしておくとよいと思います。
最近はデザインのバリエーションも豊富ですから、喜びそうなデザインのヘルメットが見つかるとよいですね。
また、チャイルドシートのシートベルトも必ず装着しましょう。
転倒した場合、投げ出されずに済みますので、けがの程度を最小限に抑えることができます。
子乗せ自電車は、それだけでも通常の自転車より重量があり、更に子供の重量が加わるので、ちょっとしたことでバランスを崩しがちです。
電動アシスト機能が作動しているときはよいのですが、単に子供を乗せた状態で押しているときなどに強風にあおられたりすると、支えきれず転倒してしまうことも。
どんなときでも、ヘルメット&シートベルトは忘れずに装着しましょう。
走行中だけでなく、駐輪中も転倒の危険があります。
特に前後に2人乗せる場合は注意が必要です。
転倒を防ぐためには、前後の乗せる順番、降ろす順番を守りましょう。
【乗せるときは後ろの席が先、降ろすときは前の席が先】となります。
これは、前の席がハンドルの揺れにより不安定なため、前の席の子供が揺らしたりすると転倒につながるからです。
もちろん、子供を乗せたまま自電車から離れることも決してしないでください。
いかがでしたか?
自電車とは言っても子供を乗せるわけですから、安全対策はきちんと取らなければ重大な事故につながりかねません。
安全運転を心がけて、春からの子乗せ自電車デビュー成功させましょう。
子供を乗せる順番、降ろす順番を守る!
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