深呼吸をして神々に感謝しながら楊枝を掴み、ほどよい力でスーッと包から楊枝を抜きます。
ためらわず集中して、一気に包を解きます。
深爪していると解きにくいのでそこは注意が必要です。
包み紙を開くと写真のようになります。
ここでようやく信玄餅と顔合わせです。
必ず一礼しましょう。
フタについた粉が落ちないように優しく取ります。
そして心の中で「こんにちは」と言うのは、もはや当たり前のことやな。
信玄餅の入った容器を掴みます。
包み紙の上で容器を逆さまにします。
容器の摘みながら軽くトントンするとケースから信玄餅のご一行が現れます。
安心してください。空ですよ。
今まで容器に入っていた信玄餅のご一行の晴姿を観てください。
この後の工程から2つに分かれます!
空いた容器に黒蜜を入れます。
黒蜜に信玄餅を適量着けます。
余ったきな粉を容器に入れます。
黒蜜ときな粉がペースト状にるまで混ぜます。
その味は駄菓子のきな粉棒のようで絶品です!!
これで餅も、黒蜜も、きな粉も全て無駄なく頂けるのが「つけダレ式」です!
まず餅の中央あたりに付属の黒蜜を垂らします。
黒蜜が信玄餅からなだれ落ちる光景を楽しみながら、日本に生まれたことに心から喜んでください。
目の前に広がるのはマチュピチュか。。。
ナイアガラの滝なのか。。。
目をこすって現実なのか夢なのかを確認してや(^_-)
(この状態で食べてもOKやで!)
ここから物語はドメスティックに動き出します。
信玄餅のご一行の下に敷いてあった包み紙を掴みます。
信玄餅を完全に包み込みます。
包があまいときな粉や黒蜜が垂れるので要注意や!
黒蜜ときな粉が馴染むようにしっかりと揉みます。
もみもみ
モミモミ
包を開くと松崎しげるのように黒光りした信玄餅のご一行が・・・(ちと汚い)
し・ん・げ・ん・も・ち
信玄餅!!
見栄えが…良いわけではありませんが…
男っぽさある食べ方やな。
最後に包み紙を結んで、合掌。
ごちそうさまでした。
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過度に情が入りすぎると最後に信玄餅を美味しく食べれなくなる恐れあり。
「食べるぞ」という強い気持ちは忘れるべからず。
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