両親に子どもを預ける場合、自分の都合ばかりを押し付けてはいけません。当たり前のことですが、両親の予定が最優先です。また、いきなり長時間子どもを預けると両親への負担が大きくなるので注意が必要です。まずは短時間預けることから慣らしていくと良いでしょう。
中には自分の子どものお願いは断りづらく感じている両親もいます。相手の気持ちをしっかりと汲み取った上で、両親の可能な範囲でお願いしましょう。
両親に子どもを預ける場合、実はトラブルも多いもの。それは世代間のギャップによる子育てへの考え方や意見の違いがもたらす場合がほとんどです。「昔はこうだった」ということが、今の時代では子どもにとってNG事項であるということもあります。また両親にとっては、かわいいばかりの孫。そのつもりはなくても「すぐにものを買って与える」など、甘やかしているということも多々あります。
子どもが小さなうちは生活のリズムが一定であることが何よりも大切。そこであらかじめ、食事の時間や量、昼寝のタイミングやグズッた時の対処法など、普段の生活リズムが変わらないよう、両親に伝えておくことが必要です。
一時的にとはいえ、親と離れるということは少なからず子どもへの負担も増えてしまうものです。そこで忘れてはならないのが子どもへの配慮。何よりも子どもにさみしい気持ちを抱かせないことが大切です。
帰宅時には自分も子どもに会えなくてさみしかったと、ギュッと抱きしめてあげるなど、一見大げさにも見えるほどの表現は必要です。
また子どもがしっかりとがんばっているということを認めてあげてください。「自分もがんばるから○○ちゃんもがんばれる?」としっかり話をすることも大事。子どもは親が思っている以上に言葉を理解し、考えています。子どもだからと適当に対応するのはNGです。
ちなみに、子供へおじいちゃん、おばあちゃんのことについて好意的に話しておくのもおススメです。
「親しき仲にも礼儀あり」。それは自分の親に対しても大切なことです。子どもを預けた際には、必ずお礼の言葉を伝えましょう。時には両親が好きな食べ物などを持参する配慮も必要です。また、子どもを預けた際には、昼食なども含め何かとお金もかかるもの。感謝の気持ちをこめて時にはプレゼントを渡すのも良いのではないでしょうか。
両親に子どもを預けるのは、思いのほか気に掛けることも多くパワーを使います。自分の親だからと気軽に預けてばかりいるのも考えものです。まずは夫婦でしっかりと話し合い、どちらかが子どもを見ることができる環境を作ることが一番ではないでしょうか。
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