実は和歌山県では、野良猫に関する苦情が後をたちません。
それだけ、野良猫が多いということなのでしょう。
野良猫が多いせいか、猫の殺処分件数は全国的で4番目に多いのが現状です。
『猫の殺処分』が多いからこそ、まずは野良猫を『地域猫』として世話をして『野良猫』の減少を図ることから『殺処分ゼロ』を目指す取り組みがされています。
野良猫の増加は『無秩序なえさやり』が原因だとして、野良猫への餌やりは基本的に『禁止』する条例が制定されました。餌をやる場合には、県からの認可が必要になっているそうです。
飼い主のいない猫の面倒を見たいのであれば、餌をあげるだけでなく避妊手術やトイレなどの設置、猫の排泄物処理まですべて面倒を見て『地域猫』として世話をするように、と条例では定められています。
例え飼い主のいない猫であっても世話をする以上、『猫に責任を持つ』ことで『放置されている猫』を減らし、ゆくゆくは『殺処分ゼロ』を目指してるようです。
秋田県の知事・佐竹敬久さんは、実はとっても猫がお好きなんだとか♥
ロシアのプーチン大統領からも猫を贈られたこともあり、現在8匹の猫と暮らしている『猫飼いさん』です。
そんな佐竹知事だからか、秋田県では『殺処分ゼロ』を目指す動物愛護センターの建設計画が進められています。
猫が自由に動けるような空間を設けたり、市民が猫と触れあえるキャットタワーを作ったり、保護猫が快適に過ごせる環境を設けた動物愛護センターになる予定のようです。
保護されている猫や犬達の譲渡会場も設けられる予定で、新しい飼い主探しがより良い環境でできるように、考えられています。
飼い主に捨てられてしまったり、市に保護された猫は『動物保護センター』にやってきます。
そして一定期間保護されたのちに、施設内にある『殺処分室』に送られていました。
しかし、近年では『殺処分室のない動物保護センターを作ろう』という考え方が広がってきているのです!
実際に京都府に殺処分施設のないセンターが作られました。神奈川県にも、殺処分施設のないセンターが建設される予定です♪
本当に猫や犬を『保護』する施設として『動物保護センター』を立て直す取り組みがなされています。
秋田県のように『譲渡施設』を充実させ、犬や猫が快適に過ごしながら、新しい飼い主を待つ場所として生まれ変わるのです。
殺処分施設のない保護施設の建設は『殺処分ゼロ』を社会的に目指す大切な一歩と言えるのではないでしょうか♪
色々な自治体で、自治体なりの取り組みがされはじめているようです。
本当に『殺処分ゼロ』を目指すなら、やはり行政も動かなければ難しいといえます。
行政のしている取り決めを見て、私たちに今何ができるのか、今一度考えてみてもいいかもしれませんね。
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