猫の困った大好物…海苔。どうしてあげてはいけないの?

猫の困った大好物…海苔。どうしてあげてはいけないの?
投稿日: 2016年2月19日 更新日: 2017年3月6日
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猫に関する面白い記事を更新していきます♪思わず誰かに教えたくなる情報...
どうしてこんなモノを…。と思ってしまう猫の好物。おからでできたトイレの砂を食べてしまう猫もいるそうですが、実は「海苔」も多くの猫が好む食べ物だと言われています。
海苔は人間ならミネラルなどの栄養が豊富で毎日でも食べたい食品ですが、アメリカの動物虐待防止協会 中毒事故管理センターのデータによると、猫へのオススメ度はイマイチ。 危険ランクは低いものの、「猫の体質によってはOK」という扱いになっています。 我が家の愛猫カイトも「山本山」には目がない海苔好き。特におかかのふりかけはとても欲しがります。 たまに上げる分にはいいのかしら?今回は、猫と海苔の関係を調べてみました。

そもそも海苔の栄養価は?

海苔は海藻だから0カロリー。ミネラル豊富で体に良さそう。確かにその通りです。人間にとっては手軽な健康食品といえるかも知れません。
海苔の栄養素は大豆に匹敵するくらいの良質なタンパク質が豊富。加えてカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ヨウ素など有効な微量元素を多く含んでいます。のりを食べるだけで体内のミネラルバランスを調整してくれそうですね。
また、ビタミンも豊富で、A、B1、B2、Cなどを多く含んでいます。得にビタミンAは豊富で、のり1枚の中には、卵1個分以上のビタミンAが含まれているのだとか。なんだか猫にあげても良さそうな食品ですよね。

猫に多い結石ができやすくなる!

実は猫がマグネシウムとカルシウムを沢山摂取した場合、ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)やシュウ酸カルシウム結石のリスクが高くなると言われています。

海苔にはマグネシウムやカルシウムが豊富ですから、ちょっとあげすぎるのは控えた方が良いでしょう。

同じ理由で硬水のミネラルウォーターも猫にあげるのはオススメできません。

猫の結石が出来る要因は、栄養面以外の遺伝、体質、飲水量、環境などが複雑にからんでいるといいますから、いちがいに食べ物だけが原因とはいえません。

しかし最近の海苔は味付けがしてあったり、塩分が多く含んでいる物もありますから、猫の健康を考えると決して良い食べ物とはいえないようです。

いかがですか。猫と海苔。体に悪いと分っているのに、どうして猫は海苔を欲しがるのでしょうか。海苔には沢山の微量な元素が含まれていますから、その中に猫が好む栄養素があるのかも?それとももっと単純に、大好きな魚の匂いでもするのでしょうかね。


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