一番有名だとも言える言い伝えですが、あながちウソではないようです。 近年では顔を洗うと雨が降るのには科学的な根拠もあるとも言われています。
一番有力な説は【湿気説】といわれている説です。 猫の髭は非常に敏感。 まるでレーダーと言ってもいいような敏感さを持っています。 そんな優秀な髭は湿度すら感じることができるのだとか♪
雨雲が近づいてくると当然ですが、辺りの湿度は増します。 湿度が高くなったことを髭は敏感に感じとり、髭は湿度によってだんだんと下がってきます。 湿気により髭に小さな水滴がつくのだそうです。垂れてくる髭や水滴が気になり、猫は前足で顔を擦ります。 つまり、湿度が高くなると猫は顔を洗うようです♪
昔は雨が降る前くらいしか湿度は高くならなかったのでしょうが、現在は加湿器などで人工的に湿度を高く保つこともあるので、雨が降る前しか猫が顔を洗わないということはないでしょう。
しかし、猫が顔を洗うのは湿度の高い証拠です。 加湿器で加湿していたり、夏の湿度の高い時期以外で猫が顔を洗っていれば、近くに雨雲があるとお知らせしてくれているのかもしれませんね♪
猫は飼い主相手でも弱った姿を見せたくないから、死ぬ前に姿をくらますとずっと言われてきました。
しかし、これは実は『ウソ』なんだそうです。 猫は怪我や病気になると『静かなところにいこう』とします。 その方がゆっくりと体を治せるので当たり前かもしれませんね。 しかし、本当に弱っていたり、致命傷になる傷を負っていると、そのまま『静かなところ』で死んでしまいます。
大抵『静かなところ』とは人目につかない場所です。 そのため『死期を悟って姿をくらます』といわれるようになったのでしょう。
いかがでしたか? 我が家はコンクリート造りのためか、湿度が高く、猫は頻繁に顔を洗っているのですが、顔を洗っても雨が降らない理由がわかりすこしすっきりしました。 死期を悟って出ていくことは、きっと『ウソ』だと知っている猫飼いさんもいるでしょう。 飼い猫は弱ると飼い主に甘えるといいます。 それは、飼い主さんのそばが一番安らげる場所だから。 それだけ、信頼関係を築けてきたということかもしれませんね。
さて後編でもさらに、色々な言い伝えをご紹介しますね♪
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