とっても不思議ですが、メス猫は1日のうち12~14時間、500ルックス(読書が可能なくらいの明るさ)の光にさらされていると発情がはじまります。 なぜかお日様にあたっている時間が長いとムラムラしてくる動物を「長日繁殖動物」といいます。猫の他、ハムスターや馬も長日繁殖動物の仲間です。 猫が発情しやすいのは冬至が終わる1~2月頃と、9~10月頃です。
通常メス猫が発情を始めると、釣られてオス猫も発情が始まります。メスの方が妊娠の主導権を握っているのです。発情するときのメス猫の特徴として
・いつもよりも甘える仕草が増える
・人の体や家具などに身体をすりつける
・食欲の減少
・しっぽの付け根をさわると嫌がる
・今までにない鳴き声を出す
・頻繁に陰部をなめる
・よくトイレに行く
・トイレ以外の場所で粗相をする
・スキがあれば脱走しようとする
という症状が現れます。避妊手術をしないと、年に2回はこの症状が繰り返されますから、飼い主は生後7~9ヶ月頃までにメス猫の避妊手術を検討されると良いでしょう。
メス猫は発情中に、複数のオス猫と交配すると複数のオス猫の子を妊娠し、父親の違う猫を同時に出産することができます。 こんなことをもし人間が出来たらパニックになってしまうかもしれません!
いかがですか。猫の妊娠は本当に変わっていますよね。猫の妊娠期間は約63~66日前後。そして1回に平均して2~6頭の赤ちゃんを産みます。 複数のパパがいる場合でも、メス猫は基本オス猫に手伝ってもらわずに子育てをします。猫は全て生まれたときからシングルマザーの母親に頑張って育てられて大きくなるのです。 う〜ん、猫って凄い!!
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